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John Wesley Harding (Reis)

価格: ¥652
カテゴリ: CD
ブランド: Sony
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ディラン復活の一作 ★★★★☆
バイク事故を口実に雲隠れしたディランの復活第一作。
その復活をこのカントリーチックなもので飾ったことは当時リアルタイムで
聴いた人はぶったまげたでしょう。
非常にシンプルなバックバンドで非常にシンプルにカントリー調の歌を歌う
ディランはザ・バンドの存在があったとしてもやはり想像しにくかったでしょう。
でも今聴けば普通のアルバムとして聴けるため割と佳作といえる。
特に近年のライブではこのアルバムからの演奏曲がどんどん多くなっており
多分本人も気に入っているアルバムなのでしょう。
ちなみにこのタイトル、本当は最後の「G」はいらないらしいのですが
ディランが間違えてタイトルにしてしまったために間違えた方が有名に
なってしまったとのこと。
Nashville Skylineの前 ★★★★☆
Bob Dylanのアルバムで何が一番好きか?と言われると非常に悩むのだが、単に音だけで選ぶとしたらこの67年「John Wesley Harding」を選ぶかもしれない。フォーク、サイケが微妙にアクセントになっている傑作「Blonde On Blonde」の後のバイク事故復帰第一弾という位置づけであり、カントリーに歩み寄った「Nashville Skyline」の中間作(The Bandとの地下室はあるが)であり、音はやはり、フォークロック路線ではあるがカントリーの一歩手前のような微妙なバランスの上で成り立っている。実際後半2曲は「Nashville Skyline」の序曲に聞こえる。非常にシンプルな構成も好きな理由のひとつで、Dylanのアコギ、ハーモニカ、ピアノ、C.McCOYのベース、K.Buttreyのドラムス、曲によりP.Drakeのスティールギター。
また本作が他のミュージシャンに与えた影響力も凄く、Rolling Stonesの超名盤「Beggars Banquet」の生みの親と言えば語弊があるだろうか?
何れにしてもサイケの人気時代に示したDylanの指針は、ロックの本来持つ暖かさや自然な音の響きの重要性を再度考えるきっかけのひとつであったことは間違いないと思う。
それとどうでも良いけどこの2003年[Remastered]盤の音って、当時の音質から進歩していないと思うのは私だけでしょうか?