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死体の経済学 (小学館101新書 17)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 小学館
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間違いだらけ ★☆☆☆☆
全般的に本書で使用しているデータや論旨のソースがいい加減もしくは不明
葬儀業界の取材本 ★★☆☆☆
粗利5割を超えるというこれまでの葬儀業界における不透明さを指摘し、現在ではエンバーミングや遺体防腐スプレーといった新たな技術が導入されつつあること、また格安を謳い文句に新規参入業者が参入している現在の業界の様子を紹介している。あとがきにおいて筆者は取材業者の佐野氏という人物の言葉を借り、「おくりびと」の仕事とは「おカネでは計ることのできない心の平安を提供する仕事」であると結論づけているが、そういった良心を持った葬儀業者の選び方においては全く言及が無かった。
皆が薄々は感じている不透明な業界を紹介したという点では意味があるのかもしれないが、読者が実際の葬儀というイベントに直面した時にどのような業者を選び、対応すればよいかということには全く参考にならないであろう。
心の平安を提供する仕事 ★★★★☆
昔は近所の人間がお互い手伝って葬式を済ませたものでしたが、近年は葬儀屋さんにお願いすることが多くなっています。しかし葬式を出す金がないから死体を遺棄する事件なども起きています。
最初は葬儀にかかる費用などについてべらぼうな利益率であることを指摘していますが、遺された者に「おカネでは計ることのできない心の平安を提供する仕事」として、「おくりびと」の仕事だけでなく、孤独死で腐乱した遺体の搬出や遺品整理、死臭の解消など、遺族に喜ばれる様々な事業が紹介されています。なるほど、そんなニーズもあったのかと思いました。
「経済学」というよりはある種のビジネス書ともいえる本です。
死の値段 ★★★★☆
 知っているようで知らないお葬式。そりゃそうだ、喪主になることなんてそうそうあるもんでもないのだから。“経済学”の部分は正直よくわからないが、不透明な部分がいまだ残る業界であるのも事実。デフレが進む中で、今後は様々な形態のパッケージ化が進むだろう。
 だがやはり興味深いのはエンバーミング、納棺、掃除屋といった隙間産業紹介だ。以前は新聞に載るほどレアケースだった孤独死が、いまや年代地域問わずに一般化し、隙間産業が隙間でなくなった現実には驚かされる。
 他に最新火葬場事情など、凡人の「怖いもの見たさ」的な視点を実に巧みにとらえた良書。
類似書が他にない点で価値がある ★★★★★
タイトルがイマイチだと感じたが、死にまつわるビジネスについての現実を深くはないが紹介している点だけでも高評価。また、葬式にかかる費用はなにも問答無用に高額というワケではない、という事を伝えている点でも評価できると思う。
そもそも他に同業界を扱った書籍は見つからなかったので。(あるのかもしれないけど)

内容については、葬儀(儀式)という既存の大まかな(全貌の見えにくい)ビジネスから、死体の扱い、死体の保存、遺品整理といった死後の周辺サービスなど、様々な特化型サービスが派生している現実を大まかに知ることができて良い。

誰もが絶対に回避できない状況に対して最低限の備えをしておいたり、死にまつわる様々なビジネスにどのような気持ちで携わっているのかを知ることで、生き方を考える良い機会にもなるのではないか。