「子どもが育つ魔法の言葉」をお勧めします
★★☆☆☆
この本が書かれた当時であれば、評価は高かったかもしれませんが、この本の根本を成すドロシー氏の本(子どもが育つ魔法の言葉など)が簡単に入手できる今となっては、あまりお勧めできません。
とはいえ参考になった面もありますし、ドロシー氏の本に対する一つの考察として見ると、なかなかの内容でした。ドロシー氏の方がやわらかく明るいイメージが強く、本書は硬く鋭くストイックな感じを受けました。
好みの問題でしょうが、随所に具体例として出て来る、作者の実体験は、ご自身のお父様に対する否定的記述が目立ち好感は持てませんでした。
人間関係・親子関係について大切な事
★★★★★
僕が「父」になってから
人間関係・親子関係について
しみじみ考えるようになった。
仕事をしていく中で
人間関係は最もデリケートでなかなか上手にいかなくて
それでも、落ち込んでばかりいられなくて
前進、前進と四苦八苦している時。
もっと身近でデリケートなのが
親子関係だろう。
我が子が目の前に現れてからの戸惑いは計り知れない。
意思や自我をむき出しにして
何かを訴えてくるとき
時と場所を気にもしない訴えに対して
どのように対応したらよいのか、
僕の父と母は教えてくれていたのだろうか?
「アメリカインディアンの教え」は
すんなりとその答えを書いている。
読み終えたからすぐに実行できるわけではないが
繰り返し読んでいくうちに
一つ一つの言葉がもつ意味というか言霊はいうかが
体の細胞に沁みこんできている。
これは、アメリカインディアンの教えではないだろう。
★☆☆☆☆
まず、初めから最後までアメリカインディアンの教えらしいものは見当たらなかった。インディアンが持つおおらかな人生観や自然観のようなものを学べると思ってみたが、違う様子。著者の子供時代における、親から育てられ方の原因追求ばかりが目につく。ぜんぜん前向きでなく。読んでいて非常に心が不安になり、なにか自分が親になることが恐くなってきてしまう。人間、心のどこかを探り出すと誰でもアダルトチルドレンな部分はあるのでは?皆さんそうですよね?
人間関係全般に
★★★★☆
こども時代をどう過ごしたかということは、人生において多大な影響を与えますよね。
そんな大切なこども時代に、周りの大人はどのように接するべきか、様々な具体例を示しながら本書は進みます。
でも、本書に書かれていることは、対こどもに限定されるというわけではないと私は思います。
本書に勧められているようなこどもへの接し方は、そのまま大人も含めた人間関係全般に当てはめると良いのでは…
本書に書かれていることを友達関係や仕事関係など普段の生活に応用できないかと考えながら読むのもおもしろいかと思います。
ソレデハ…
アメリカインディアンの教え
★☆☆☆☆
タイトルに惹かれて購入したが大失敗。
インディアンの教えに関することはほとんど見出しだけで全くといっていい程書かれておらず、
子育てについて著書の親の批判や、世間の親のマイナス面的なことばかりを挙げ
しかも、解決策は何も記されずいろんな本からの引用ばかり。
終いにはプレスリーやモンローのゴシップ?的なことまで書かれ
読んでいて不快であり、子育て中の親が読むとマイナス思考になるでしょう。
なぜこのようなタイトルがついているのかも私的には理解不可能。
お勧めしません。