別に読む必要もないでしょ。
★☆☆☆☆
16人のトレーダーの「成功トレード」と「失敗トレード」について書かれているわけだが、なんて事はない。本当に16人が使用したチャートや指標を使って解説するのではなく、(若干はあるが)結局は何でもかんでもエルダー氏お気に入りのMACDLとMACDHとインパルスに当てはめているだけ。(確かにMACDは魅力がある)はっきり言って、「投資円3」は駄目である。もっとも従前の1と2も少しは参考になる程度、すでに自分のトレード方法を確立しているトレーダーにとってはあまり意味をなさない。もちろん初心者には知識の吸収といった意味では有効であるが、高い銭を払わなくても、自分でチャートでMACDとヒストグラムに当てはめて自分で考えればよろしい。この本を読むならば、このように考えたほうがよいだろう。「エジソンは電球を発明するのに2000回も失敗を繰り返した、しかしエジソンは言った、2000パターンも、どうやったら電球が作れないか解った、だからどうやったら作れるかが解ったんだ」と。結局は本を書く人は本を書く人である事を忘れてはいけない。今まで世に出回っている指標で事は足りる、用はそれを自分のモノにするかしないかである。私はテニスを趣味とするが、上手な人は自分の好みのラケットの重量やバランス、フェイス面積等がある、しかし、それと全く同じモノを違う人が使ったところで上手になるとは限らない。つまり、ストキャスティクス一つとっても、自分に合った、パラメータ、また適した時間軸、自分の生活リズム等を探さなければならないということである。チャートやテクニカル指標など稼ぐ人と稼げない人では大して変わりない、皆同じ市販のラケットを使っているのである。中にはそれをチューンアップする人も出てくる、つまりそれが自分に合ったパラメータであったり時間軸というだけにすぎないのである。魔法や秘密なんて全くないのである。弘法筆を選ばずである。
勇気づけられますね
★★★★★
カラーの豪華な本じゃないですか。
書店で見てビックリ。
チャートもカラーできれいで解りやすいです。
値段は少し高いですね。
仕方ないか。
成功した個人投資家の手法がいろいろ載ってます。
エルダー博士がそれをさらに解説しています。
個人投資家で悠々自適の生活ですかぁ。
憧れますね。
それが可能と知らしめてくれた本書には勇気づけられました。
勝っているトレーダーへのインタビュー集
★★★★★
投資苑、投資苑2の著者であるアレキサンダー・エルダー博士の著作です。
投資苑、投資苑2の2冊は、心理面やエルダー博士のトレード手法の解説が
中心でしたが、本書はちょっと趣が異なり、16人の勝ち組トレーダーへの
インタビューで構成されています。
チャートを表示して、具体的にどこでどういう根拠でエントリーして、
どこで手じまったかを詳細に解説しています。
高価な本ですが、具体的な手法が紹介されていることで価格以上の
勝ちは十分にあります。国内の株式や商品市場などでも応用できると
思います。
さすが!!
★★★★★
この「投資苑」シリーズは、さすがと言うしかないように思えます。
毎回、期待にこたえてくれる内容で、本当に嬉しいです。
今回は、16人のトレーダーの仕掛けと手仕舞いの結果に、アレキサンダー・エルダー
のコメントを加えているという内容です。
自分のシステムと照らし合わせながらつもり売買をしているような、そんな気分になってきます。
手仕舞いのテクニックについて書かれた著書が少ないので、こういった本は、投資をしている方にとっては大変に役立つモノとなると思います。