大好きなKOKIAさんの、大好きなアルバムの一枚。

　レンタルショップで借りてきて、以前から携帯音楽プレーヤーには入っていたのですが、改めて購入しました。それだけの価値があると思います。

　強く胸に迫るような、それでいて穏やかに包み込むような、KOKIAさんのきらきらするようなしなやかな強さが、とてもよく表れているアルバムだと思います。
　何度も何度も繰り返し聴くうちに、だんだんわかってくる。何がどう、と説明するのは難しいのですが、曲に込められたメッセージがより強く響いてくるようになる、とでも言えばいいでしょうか。
　どの曲も、聴き手なしには成立しない、KOKIAさんからの、他の誰でもない今ここで聴いている私自身へのメッセージなのだと感じさせてくれる力があります。

　明るい元気をくれる「＋sing」、美しい歌声で魅了する「ゲマトリア」や「星屑のヴァカリーズ」、澄んだ透明な力で胸を満たしてくれるような「この胸の苦しみが愛おしいほどに生きて」、「INFINITY」…。
　すばらしい曲ばかりです。

　何度でも何度でも聴きたい音楽です。
　もっともっとたくさんの人に届いてほしいと思う歌声です。

最近の売れセンＪ・ＰＯＰに嫌気がさし、すっかり音楽に対する興味が失せていましたが、偶然ＫＯＫＩＡさんの楽曲に出会い衝撃を受けました。　
今ではすっかりＫＯＫＩＡ漬けになってます。

これからもずっと応援します。

　
タイトル通りに『本当の音楽』と言うものを感じさせてくれます
考えされられ、教えられ、共感する
本当に素晴らしいです
　
深い歌詞なのにスッーっと
心に染み込んできます
　
　
もうひとつのアルバムは公式HPでしか買えませんが
そちらも同じぐらいにおススメできます
　

この作品だけでなくkokia作品のコンセプトが一貫して「人間愛」にあることは言うまでもないことなんですが、アレンジ面でここ最近（”Voice”あたりから）はご本人も言っているようにアコースティックなテイストに傾倒しています。そんな素朴なテイストとも相まって、kokiaのメッセージがよりダイレクトに伝わってくるようになった印象を受けます。
個人的な好みとしては、この『変化』は大歓迎。身も心も”kokia'n World”にどっぷりつかってます。
ただ、客観的にみるとkokiaの生真面目さ所以のストレートなメッセージが、ちょっと鼻についちゃうリスナーもいたりするんじゃないかな？もうちょっと肩の力を抜いた曲があってもいいのかなという気がします。例えば"Power Of Smile"のようなアップテンポでキャッチーなナンバーが１曲入ってるといいなとか・・・
いや、でも、これ以上何を望むの？というくらい完成度は高い作品ではあります。
尚、補足ですがオフィシャルＨＰでのみ販売している”Akiko∽Kokia”のほうも捨て曲なしの充実した内容なのは驚きです。まるでウミガメのように曲を産み出しているんだなぁこの人。すごい！のひと言しかありません。

コキアさんのアルバムをおって　ついにやってきたこのアルバム。
戦場の花では、ピアノとヴォーカルの静かな調べをきき、ひなげしの花が風になびくところが浮かんでくる。そして星空のヴォカリーズをきくと、自転車に乗り、夜を駆け抜けたころを思い出していく。＋sing では、人の中にいるとき自分は笑えているだろうかと意識する。
人の心に響く歌をつくる歌い手を真のディーバ（歌姫）である。コキアさんもその一人であると思う。クラシックの基礎を学んだ教養あふれる歌い手は稀である。ゆえに、たったひとつの作品を作り出すことができる。その才能を大事にして、成長させた彼女を尊敬しています。