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Quiet Is the New Loud

価格: ¥1,584
カテゴリ: CD
ブランド: Astralwerks
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軽快で地味好みのノルウェー出身のデュオ、アーランド・オイエとアイリック・ボーは、ニック・ドレイク、サイモンとガーファンクル、ベル&セバスチャンに酷似していることをなんとかもみ消そうとしているようだが、未来の地下道演奏者たちは彼らの音楽に耳を貸すだろう。学生っぽい服装(一人はダッフルコートを着て、ジョン・メジャーのような黒縁メガネをかけている)と、聞くのも恥ずかしいソフトなロックらしくない歌詞(「お湯をわかして」「雨よけに新聞を足にかけて」)空気のように軽やかで瞑想的なアコースティックギターの演奏は、レディオヘッドの「Nice Dream」やピンク・フロイドの「If」にほんの少しボサノバのリズムを加えたようなもの。満足げなチェロの音、ものうげなピアノのタッチ、そしてくぐもったようなトランペットが避けがたい深みを加える。客間でお茶を飲みながら交わす中身のない会話のように心地良くて品があるのに、グループ名を「便所」にちなんでつけたのはなんとも残念だ。
漂う ★★★★★
シンプルなギターとさわやかなデュオ

・・空に雲が流れてゆくイメージ

あわただし日々の生活で 
ひととき・・リラックスな心地にしてくれる

Quiet is the new loud! ★★★★★
正に言いえて妙なタイトルを冠したノルウェー出身デュオのセカンド作。ほとんどがギターによるシンプルな弾き語りで、曲によって軽くピアノやトランペット、チェロが入る程度の簡素なバッキングを軸に展開するあまりにも麗しい歌の数々。楽器音の美しさそのものを生かすようなシンプル極まりない音作りが、厚塗りなサウンドばかりがもてはやされる現代にはとても新鮮に響く。甘さを抑えた凛とした空気感。「Quiet is the new loud」というタイトルが何よりもその内容を良く表しているような気がする。このアルバムを気に入った方はメンバーのアーランド・オイエのソロも是非、聞いてみてください。ここでのタイトルをエレクトロニカに置き換えた瑞々しいサウンドが聴けます。新譜にも期待大!
慎ましく高らかに ★★★★★
 ノルウェーのフォークデュオのアルバム。ギターの弾き語りに時々ピアノが入る程度のドラムレスのスタイルで、アタック音は避けられたそのサウンドはサーモン&ガーファンクルを思わせる静謐な世界。その控えめで慎ましい表現スタイルはしかし、アルバムタイトルが物語るように、現在の音楽シーンのアンチテーゼとなって、2001年において、どんな音楽よりも高らかに鳴り響く。
 ベル&セバスチャン、エリオット・スミス、ニック・ドレイクなどを好まれる貴兄は是非一度お試しあれ。