ノルウェーのグループ、キング・オブ・コンヴィニエンスのリード・シンガーであるアーランド・オイエは、DJプレイ中によく歌う。それに、トークも多い。したがって本作におけるオイエは、さまざまなアーティストが参加してきた『DJ Kicks』シリーズの近作の中でも興味深い存在ということになる。実に9トラックがオイエのヴォーカル・パフォーマンスをフィーチャーしており、うち3つはオイエ自身の未発表曲、残りの6つはオーパス3、エルヴィス・プレスリー、モリッシー、ペット・ショップ・ボーイズのカバーだ。
このコンピレーションの音楽性をひと言で表せば、80年代のレトロ・クラッシュなロック・チューン、ロック色の強い古典的ナンバー、そしてロイクソップ、ラプチャー、アヴェニューD、フェニックスによるトラックがごちゃ混ぜになった感じと言えるだろう。いずれも単なるダンスフロア気分に終わらない出来ばえだ。DJミックスと通常のアーティストLPの垣根を越えた内容によって、普段ミックス・アルバムを買わない層にも魅力のある、ユニークなコンピレーションとなっている。(Paul Sullivan, Amazon.co.uk)
サイコーですかー?
★★★★★
すごく良いです。
3曲目のコーネリアスと4曲目のフェニックスをボーカルでつないでいるのがタマラナイっす。まいったまいった。
最高なアルバム
★★★★★
これは持ってないと損。聞いた事ない人は今すぐ購入するべし。
こんな音楽がクラブでかかっていたら最高なのに...
恐るべしErlend Oye満載のアルバムです!
夜のdriveにも最高です!
カラオケ
★★★★★
DJというより Erlend Oyeのカラオケ状態。スミスの名曲や"Fine day"
"Venus" "Always On My Mind"など歌っています。なんかいいです。
Erlend王子、ハウス・カラオケに興じる。
★★★★★
僕の中であったベルセバ低迷期に、その歌心で支えてくれたkings of convenienceの「遊び心+センス」Erlend Oyeの"Unrest"に次ぐソロ作は、K7からのリミックス作品集。
彼のソロ作に見られるソフト・ハウス路線はここでも健在で、面白いのはハウスの大名曲Jurgen Paapeの"So Weit Wie Noch Nie"のリミックス(僕はこの曲のリミックスをKompaktアーティストで3バージョンは聴いているはず)に始まりながら、以下ほぼErlend Oyeが歌っているということ。
つまり、ハウス~Cornelius~The Raptureまで幅広い音楽をソフト・ハウス調にリミックスし、その上にアカペラでボーカルを重ねてしまっているのだ。
ハウスに乗っけて、The Smithsの"There Is A Light Never Goes Out"を歌ってしまう荒業も収録。
これは新しい形のリミックス、いやカラオケ?
リミックス集らしく全曲ビートで繋がっているのだが、ボーカルで次の曲に繋ぐ技も披露。
ジャケ写では、DJシリーズなのにマイク持ってるし。
飛んでるし。
ともかく、ハウス・カラオケ・パブに君臨するErlend王子の遊び心&センスに、僕はまたしても玉砕。
付いて行きます。
最近のエレポップ事情
★★★★☆
ハーフトーン・ハイセンスなエレポップで統一された良コンピ。
都会的な表空間では実用的だろう。曲の繋ぎはとりたてて言うほどのことはないが、全体通しての流れはある。
小気味よいテクノな音色はオールド・テクノファンにもウケがよさそう。