バルカン・ドラゴン=アルカン・タイガー
★★★★★
バルカン・ドラゴンのモデルはボスニア紛争やコソボ紛争で滅茶苦茶な事をやったアルカン・タイガーがモデル。(子虎を持った覆面の集団の写真がインターネットで有名) 戦争で一番残虐なのは軍人ではなく、武器を持った民間人(民兵)である。
バルカン半島でも一悶着!
★★★★☆
1巻を手に取った際には、現実だって暗いご時勢に戦争モノはちょっと・・・とか言っていたくせ〜にどっぷりはまってる、ヨルムンガンドです。
今回はヨーロッパの火薬庫バルカン半島に武器の空輸ですよ。
民族紛争を激化した民兵の英雄と一悶着。
ユーゴスラビア国際戦犯法廷から指名手配中だった
ラドヴァン・カラジッチも捕まったし、
個人的には、クロアチアとボスニア・ヘルツェコビアを旅行したし、
タイムリーな題材でした。
医師団と言えども、戦場に足を踏み入れたからには
戦いと無関係ではいられません!!!
・・・て、実際、あそこまではないですよね・・たぶん・・・・ないといいな・・・・。
迫力全開! 第5巻!!
CIAをあ〜使いましたか(笑)という結末も楽しい。
絵が安定してきました。
★★★★☆
第5巻はバルカン半島が舞台。相手は地元の民兵です。
今回の一連の戦闘ではマオの砲兵としての過去が明かされると共に彼が大活躍します。
相変わらず交渉事は二の次で、ドンパチにかなりの尺を割いています。(こういう漫画を買う人は大概そっちのほうが好みですが。私含め。)
他に、第1巻から比べてみますと荒さの目立った絵がかなり改善されていますし、コマ割や台詞もどんどん洗練されてきているのがよく分かります。