期待作
★★★★★
「よい嘘で人を救う」という目標を掲げる主人公の空(うつほ)。
何が真実で何がそうでないのか。
しかし空にとってそれは重要でなく、大事なのはどちらであれば幸せに生きられるのか、ということ。
えてして事実は残酷なものも多い。
少し話は逸れるかもしれないが、もし北〇鮮や中〇の言うことを全て信じるという政治家がいたらそいつは愚かとしかいいようがないだろう。
さてこの巻では、新たに空とは対照的な考え方の医者の薬馬が仲間に加わり、また空を騙すなど、したたかな少女の閨もいいキャラをしている。