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ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム (DVD付 初回限定盤)

価格: ¥3,500
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサルミュージック
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   アイルランドから世界のトップ・バンドへと成長したU2の11枚目となるオリジナル・アルバム。故郷ダブリンで録音、スティーヴ・リリーホワイトをプロデューサーに迎えるなど、バンドの原点に還った魂のロックを聴くことが出来る。Apple iPodのCMソングとしても大注目を集めたM-1やM-5、M-6、ポジティヴなエネルギーに満ちたナンバー、ボノの父の死を悼んだM-3、男女の愛をストレートに歌ったM-7など、カラフルで起伏に富んだ楽曲の数々は思わず息を呑む充実度。ボノのソウルフルなヴォーカル、エッジの絶妙なギター・カッティングも冴えわたり、デビュー四半世紀を経ながらも新鮮さを失うことなく活動してきたバンドの最高傑作のひとつに仕上がっている。(山崎智之)
良くも悪くも「ボノの父の死」が核になったアルバム。しんどい時期だったとは思うが、それ故に他にはないスピリチュアルな深みを獲得している楽曲も。 ★★★★☆
まず、"Sometimes You Can't..."と"Yahweh"は彼らの全楽曲の中でもベストの部類に入ると思う。あと、"One Step Closer"も。特に旧約聖書に出て来るユダヤの絶対神の名前をそのままタイトルに持って来た"Yahweh"なんて、音楽を水先案内人とした彼らのスピリチュアルな旅の一つの到達点とも言える内容で。私はクリスチャンでもなければ特定の宗教にコミットしている人間でもないが、この曲との出会いがなければ自分がこの3年間を乗り切れていたかどうか…というくらいの。

このアルバムの核になっているのは、まぎれもなく「ボノの父の死」であり、そのことと深く結び付いているのが "Sometimes You Can't..."と"One Step Closer"である。でもそれ以外の曲ではどうかと言うと…ボノが荒れているwあるいは必要以上に感傷的になっているように感じた。おまけのDVDに収録の"Crumbs From Your Table"の辺りを観ると、ボノが精神的に余裕がなくてピリピリしている様子や、ラリーやアダムがそれに対してムッとしていたり腫れ物に触るかの様子で接しているのが分かる。だから、このアルバムの多くの楽曲がどこか力み過ぎていてピントが外れていたり、ギスギスした感じや投げやりさ、満たされない渇きみたいなものを感じさせるのはそれ故ではないか、と思う。どこか4人のバランスが変で、ボノの存在感ばかりが前に出て、必要以上に汗臭い/男臭い/情緒過多なアルバムになってしまっていると思う。

もちろんだからと言って解散や仲違いをするようなバンドではなく、そういったネガティブな要素も独特のエナジーとして音楽の中で昇華してしまっているのがU2のすごいところだし、このアルバムの「やり過ぎ」な部分の反動で次作の『ノー・ライン…』があれほど風通しのいい(かつ4人のバランスが絶妙な)アルバムに仕上がったのではないか、と思う。

ただ、個人的には"Vertigo"のサビが露骨に「マジカル・ミステリー・ツアー」みたいだったり、"City Of Blinding Lights"がまんまColdplay の作風を彷彿とさせる曲だったり、という部分で正直萎えてしまった部分もあり。
素晴らしい ★★★★★
収録曲の「City Of Blinding Lights」は本当に素晴らしい曲です。
煌びやかな夜のアメリカの街並みが浮かんできます。
iPodのCMソングにもなった「Vertigo」や
Grammy賞を獲った「Sometimes You Can't Make It On Your Own」とかも最高です
グラミーをきっかけに振り返ると、人の内面的な部分とロックアプローチの両輪のほとばしりが輝く ★★★★★
U2は今作でグラミー主要部門「アルバム・オブ・ザ・イヤー」や「ソング・オブ・ザ・イヤー」他5部門(リリーホワイトが受賞の「プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を含むと6部門!)を受賞した。世界各国で1位を獲得し、前作を凌駕した盛り上がりから1年が過ぎ、そろそろ今作の価値が定まろうとしているのではないか。
今振り返ると、「パーソナル」、そして「アダルト」という言葉が浮かぶ。例えばタイトル由来のやりとりですらその印象を感じる。一見「原子爆弾の解体方法」と読み、いかにもU2らしい硬派な主題かと思えば「オヤジの名前さ」とサラリとジョークをかます余裕。この応対をみても“大人”に成熟した作品の象徴のようだ。そして曲達は極めて個人的な恋愛を歌う。昔の社会派の詞ではない。同時期にボノは誰もやったことの無い国際政治にコミットした活動を行っていたのに、曲にそれを表さない。むしろ大事だったのは父を亡くしたことだった。かつての「BOY」は子を持つ父親になり、憎みあった父親をみとる最後の瞬間に出会わすまでなっていた。そこでボノは初めて父子の対話をしたという。この何日間の体験が彼に新しい力を芽生えさせたようだ。だから今作が前作と違う点は、人のコミュニケーションが込められた点であろう。グラミーを獲った3曲目も父を天に見とる鐘が鳴らされているのが印象的だ。
こうして今作は、母を失った少年ボノの叫びから始まったU2にとり、ボノという生き方の過渡期、そして岐路に立たされるロックを背負い、ロックを見つめ直したターニングポイントになった。音はリリーホワイトが力こぶでロック復権の象徴を担う。前作で見つけたU2自身のアイデンティティを「WAR」の熱さでぶちかますのである。熟達したライティングにエモーショナルな息吹をこめ、エッジらしい煌びやかなカッティングが効いた曲達。青臭さではない大人の熱さがある。

癒しへの創造 ★★★★★
U2を聴くと怒りや悲しみといった感情がすっと昇華されていく。ボノの詩はそれらの感情から引き起こされる痛みを見つめ受け止めてくれ、エッジのギターはその想いすべてを包み込み、アダム、ラリーのリズムがそれらを力強く支え前進させる。そしてそれぞれの思いはこの優しい調和のなかで解き放たれて叫び、泣き、怒り、笑って、優しく抱き寄せられて、そんな気持ちになる。これはこの4人が私の前でいつも起こしてくれるマジックのひとつだ。
いい出来!! ★★★★★
私は相当なU2ファンではないのですが今作は当たりですね。U2に詳しくないとか、これが初めて買うU2のアルバムという人でも楽しむことができますよ。

ですが、まず絶対にやって頂きたいのはバーティゴが気に入ったから買ってみようというお方。。他の曲はあのような曲調ではありません。どちらかといえばバーティゴがこのアルバムでは異色な曲で落ち着いた感じの曲が主になります。だからひたすらノリノリというわけではないのです。そのあたりは視聴などしてご確認なさることをお奨めします。結構アルバムって高いですから。

DVDについてはVertigoのPVやら別バージョンやら、なかなかの内容です。決して期待を裏切ることはないと思います。U2ってかっこいい方々だと惚れ惚れします。

ひたすら落ち着いた中に強さを持つのがU2のこのアルバムの魅力かと思います。車の中で聞いても家で聞いてもどこでも違和感ないですよ。