あなたは、電話相談をしたことが

ないってことはなくはないよね？


じつは、

恋愛と結婚生活は違うってことを

こどもたちに気づかせてくれる

この本は、ファースト・クラスです♪



追伸

著者の離婚の経験を最後に述べていますし

いろんな生き方が・・・

ではでは

　この本を最初に読んだとき、理解できないながらも強く印象に残った言葉が、ハカセがモーちゃんの気持ちを代弁して言う「親子関係と夫婦関係はちがう」という言葉でした。まだ小学生だった僕はこの言葉の意味がわからず、モーちゃんの姉が言う動物の「刷り込み」本能の話と合わせて、ずいぶんむつかしい内容の本だなあと思った記憶があります。しかし今となっては、この本は僕にとってもう一度読み返したい本になっています。モーちゃんはべつにむつかしいことを言ったのではありませんでした。ただ、大人の都合で悲しい思いをしていた、その気持ちをなんとか言葉にしようとしていただけなのです。
　ズッコケファンの間でこの本がどれだけ評価されているかわかりませんが、（売り上げも下のほうなのでおそらく人気は高くないのかもしれません）大人になってみるとこれが貴重な一冊だったと気づきました。

モーちゃんの名前が三平というのはご存知だろうか？

彼には幼い頃離れ離れになった父と兄弟がいた。
母親の再婚話を機に、モーちゃんは衝撃的な事実を知る。

｢本当のお父さん｣｢新しいお父さん｣｢酒乱のお母さん｣などという家庭の複雑な問題に子供の目線で取り組み、ズッコケシリーズの中では際立って切ない感動を残す作品である。

この巻でモーちゃんは、他の二人より少しだけ大人になった。