英語初心者推奨です。
丁寧な解説があるので、まず手始めに英語の物語を読んでみたい人にはオススメです。
同じシリーズの「世界一簡単な英語の本」を先に読んでおくといいかもしれません。

この本は、英語の勉強をするための本ではなく、英語に慣れるための本、英語を楽しむための本で、分からない単語などがあっても物語は理解できます。

勉強じゃないので、分からない部分を読み飛ばしてもいいし、それでも物語が楽しめる本です。

固有名詞にはカタカナでルビがふってあったり、ちょっと難しいそうな単語の上には意味も書いてあったりします。

辞書なしで本が読めるように、工夫されています。

いちいち単語を調べることなく、立ち止まらずに読めるのでとても楽です。

本の後ろには、この本をもっと読み込むための説明がありますが、これは英語を読むためのヒントで、「この言い方は日本語だとこんな感じになります」という程度のもの。文法の解説も少しありますが、読みたい人、気になる人だけ読んでね程度に考えていいでしょう。

この本の文章、1つの文が短いので歯切れがよく、意味がストレートに伝わってきます。

このシリーズは中３の時に初めて手にとりました。当時の英語力でも十分に読めたので初級〜中級といった感じです。

筆者の方も前書きで書いていらっしゃるように語学力向上のためにはたくさんの文章に触れることが大切だと思います。それは辞書を何回も引いて例文を読み込むことも大事ですがやはり読書が１番効果的です。

このシリーズを全て読むとかなりたくさんのスラング、独特の言い回しに出会えてたくさんの文に触れることができます。さらに読むスピードも速くなります。

英語はあまり得意でないという初心者の方にも、もっとたくさん読書をして英語に慣れたいけどどれから始めて良いかわからないという方にもおすすめです。

渡米する前に英語を読む練習用に購入していた．英語は分かりやすいので，正直練習にはならなかったけど，物語がおもしろかったので全巻揃えちゃいました．幸せばっかりのお話ではないけど，ほのぼのとしたものがあります．初めて英語の本を読もうと思ったら，この本ってちょうどいいのではないでしょうか．英語であることを忘れるぐらい読みやすい．泣いたりも出来て，すごく簡単に英語の中に入れるような気がします．
先日高校受験を控えた娘さんに，英語の勉強法を聞かれて，この本を各文書き出し（それだけでも練習になると思う），蛍光ペンで主語，述語だけでもマークしていくと，とても良く英語の文の組み立てが分かるようになるのでは，と思ったのですが，言いませんでした．．．．

英語の物語をはじめて読んでみたい方、または興味があるけれども自信のない方には大変おすすめの一冊です。分かりやすくまたとっても楽しい一冊です。上級者でも確認しながら、これはこうっだたのかなど新たな発見もあります。猫とエド（パイ屋さん）のコミカルなお話です。