聴きながら思わずにやけてしまった。いや、凄すぎて。

何でもっと早くに入手しとかなかったのかと、この盤が発売されてから今日までの期間の自分を思い切り横殴りしたい。
（実際にはしないけど。）

とにかくこれはライブ盤でもあるけど、超・ベスト盤といってもいい。
TRICERATOPSのアルバムの中では間違いなく上位の位置づけ。単なるライブ音源の取り流しなんかじゃ、全然ないです。

内容も、

-トライセラの近年の代表曲（「Warp」「Jewel」「トランスフォーマー」「僕らの一歩」etc.）
-初期からのライブの定番曲（「Rasberry」「If」「Fever」etc.）
-コラボや他アーティストに提供した楽曲でかなりのレアパフォーマンス（「Believe the Right」や「ハートのショップ」「水溜りの向こう」）
（たぶんこのとき意外にこれから聴けないんじゃないかと思う＾＾；）
-さらに洋楽メドレーで圧倒的な演奏力をこれでもかと披露する「Rock Music」

トライセラの魅力がめいっぱい詰め込まれているセトリ。
というか、これこそがまさにTRICERATOPSだ！

そしてライブ盤だけあって臨場感もありまくり。
ワダショの観客に話しかける箇所やコール＆レスポンスなんかはCDで聴いてるのに思わず一緒にレスポンスしてしまいそうになったｗ
ワダショ途中で笑っちゃってるしｗｗ

それにしても、実際、ライブでは毎回のようにこんだけの芸当をやって見せてくれているのだから、やっぱりトライセラって凄えなあ〜〜、と、改めて実感。

Live盤で後回しになってたけど、むしろこのLive盤をこそ積極的に手元に置いとくべきだと思った。
TRICERATOPS初めて聴くってひとにも、十年来トライセラファンやってますってひとにも、是非見逃さず手にとって貰いたい一枚です。

選曲のよさにまず唸ります。
デビュー当事と比べて、３人が大人になりプロフェッショナルになったことに気がつきます。「なのに」というか「しかも」というか、ハタチそこそこの頃に作った曲を相変わらずの思いのこもった音楽としてステージ上で開花させています。
ロックに酔いしれる男の子っていかしてるよな〜と、腹の底から感じますよ。

TRICERATOPS初のライブ盤CD!!!(`・ω・')ノ

新曲もぁって、定番の曲もぁって、洋楽のカバーまでも…('∀`人)+゚

ゃぱ01番スゴイのゎ、和田くんの☆リフ☆
ぁの人のギターテクゎ誰にも負けていません!!!(>д<)

聴いたら絶対楽しくなる!!!(^^)

てか、ンマ和田くんのリフ、ャバ過ぎゃから♪♪♪♪♪

TRICERATOPS初めてとなるライブ・アルバム。
去年はデビュー１０周年でベスト盤を出したがその際にHPに寄せられたコメントを
読むと、もちろん彼らよりキャリアが上のアーティストもいたが
後輩バンドからのリスペクトが多かったのが印象的だった。
風通しの良いシンプルな３ピースのロックバンド、として実は多くのバンドマンたちに
影響を与えている彼ら。その重要なトピックの一つがライブなのは言うまでもない。

まず収録時間が78分なのだが、トライセラの曲ってそんなに長いって印象が無い。
じゃあなぜこのような収録時間なのか？と考えるとやはりアドリブの多さ、だろう。
例えばクラムボンなんかも、ライブだと楽曲が長くなってしまうバンドだが
彼らも同様に、敢えて長く演奏している曲や途中でメドレーがはいったりと
ＣＤと違うアプローチをしてる曲が多く特に「Smoke」あたりはかなり演奏に
のめりこんでいるなと思うし、「Rock Music」では前述のメドレーが入っているのだが
そのいいとこ取りっぷり、も非常にライブのダイナミクスを増していると思う。
　
つまりライブに於いては柔軟なバンドだというのがこの盤を聴いただけでもわかるのだ。

あと個人的に洋楽メドレーを聴いたあとの楽曲を聴いておもったのだが、やはりトライセラのメロディーって
日本人的だなあ、と思った。もちろん彼らが主に影響を受けているのは洋楽なのだが
メロディーや歌い回しに関してはやっぱり郷愁感や情感を受けるものが多いな、と。
それは曲単体ではなく、曲の端々にそういうわびさびがあるなと個人的に思った。

ちなみにシングル曲多めだがアルバムの曲もしっかりはいっているし、
なにより他のアーティストに提供した楽曲もセルフカバーしているので面白い流れにもなっている。
実は「ハートのショップ」と「水溜りの向こう」は最初未発表曲だと思ったのだが
ネットで調べたら提供曲だった、というのを初めて知った。知識不足かも、自分・・・。

活動１１年目のトライセラ、意外にも初めてのライブ盤です。
今までもずっと「トライセラの本当の良さはライブに行けば分かる」と
言われてきましたが、そうは言ってもなかなかライブに参加できなかった方々、
絶対これを聴くべきです！
２８００円で何度でもライブ気分が味わえるなんて素敵すぎる！
トライセラの良さ、凄さが痛いくらい分かります。

複雑なリフを弾きながら、最高のメロディーを感情込めて歌う和田氏。
難しいハモリを綺麗に決めながらクールに（でも実は熱く）ベースを奏でる林氏。
高音でハモリつつ、パワフル且つ正確なドラムプレイを見せてくれる吉田氏。
トライセラってやっぱり凄いです。

ライブ盤ならではと言えば、あまりの楽しさに曲中に笑っちゃった
和田さんの声が入ってたり、何度も繰り返す「ありがとう」の言い方が
すっごく優しかったり、ギターソロの後の歓声で鳥肌が立ったり・・・
普通のCDでは味わえない素晴らしさが詰まっています。

スパゴーに楽曲提供した「ハートのショップ」、松たか子さんに提供した
「水溜りの向こう」の２曲もトライセラバージョンで収録されており、
どちらも絶品です。このライブ盤でしか聴けないですよ。
特に「水溜り〜」は、和田氏のロックだけではない音楽の才能がハッキリと
見て取れる一曲です。ホントにいい曲。

洋楽メドレーは最高すぎて「カバーアルバム出して！！！！！」と
切実に思いました。和田唱、音楽を愛してますね。とても楽しそう。
マイケルジャクソンの「Rock with you」、鳥肌モノです！

トライセラの音楽は『踊れるロック』です。
これを聴いて「ライブに行きたい」と思った方、一緒にライブ会場で
踊りましょうね（笑）