トラセラ聴いてみたいって人がいたらまずこれを勧めるかな、今のところ。
★★★★★
実のところdawn worldあたりからトラセラを離れてしまっていた。
(曲自体は決して今聴いても悪いものではなく、むしろ名曲も多いのだが。。。)
何年かしてその後の彼らのシングル新譜をいくつかまとめて聴く機会があった。
そこには一回りも二回りも懐が広がり、深みも増した彼らの音楽があった。
相変わらずのTRICERATOPSの純粋な部分はしっかりと残しながら。
LEVEL32を聴いてそれは確信に変わった。
捨て曲が無い。一つひとつが傑作。
初期の頃の曲はTRICERATOPSを語る上でもちろん外せない。
だけど、トライセラの個性と真髄が隅々まで沁み渡ってるという点で、
私はこのアルバムをまずトラセラ初心者の人にこそお薦めしたい。
国境も時代も越えて通じる良さをもった、そんなバンドだということがお分かりになると思う。
等身大のトライセラ
★★★★★
ポップなDAWN WORLDに、ロケンローなリックス、おとなしめな前作をこえて等身大のロックに戻ったトライセラ。
今までのノリやリフをずいぶん控えめにし、少しクールダウンした感じのサウンド。
アコースティックな曲やバラードなどもある。
でもこの飾らない姿勢こそ、本来のトライセラだと思う。
歌詞カードがメンバー写真なのもそうだ。
さまざまなジャンルが存在し、バランスが均等にとられている。
特筆すべきは、トランスフォーマー。この曲展開は好き。
僕らも一歩もいい。
等身大のバンドが作り上げた等身大のアルバム。
個人的には2作目だが、
一般的にはこのアルバムが最高傑作だと思う。
メロディーが際立っている
★★★★☆
ギターの歪みが少なく、全体的に音がとてもクリーンです。
本人達もクリーンなサウンドを意識したとインタビューでも語っていました。
なのでトライセラのアルバムの中ではクールな印象を受ける作品です。
ガンガンでパワフルなロックというより、静かに熱いロックという感じのアルバム。
今回は全体的にメロディーがとても際立っている感じがしました。
演奏の派手さはないぶんメロディー重視のアルバムだと思います。
やっぱりいいなぁ〜
★★★★★
リックス以来なんとなく離れていたけど、
やっぱりトライセラはいいなぁ。
なんか、イイ男だし。
ついつい口ずさみたくなっちゃうメロディーとか、
詞とか、聞いていると楽しくなる♪
ベスト盤のコメントページでノーナのメンバーが言ってたけど、
そういうところが天才なんだなぁと思います。
もっぱらポップス派の私ですが、トライセラのロックは大好きです。
「進化するロック」
定番でありながら、日々新しいものを届けてくれる。
きっと、時代に流されたりしない名盤ですね。
わかった。
★★★★★
このアルバムはとても好きです。
親しみのあるサウンドと、
思いの強い歌詞が、
共感したりノスタルジアを
引き出してくれるんです。
彼らの何がイマイチなんだろうと
思っていましたが今回のアルバムで
ようやくわかりました。
曲のタイトルが、工夫が足りないんじゃないでしょうか。
インパクトが薄いタイトルが
曲とのイメージと結びつかない気がします。
たとえば
「VINE」と「ぼくらの一歩」
というタイトルと比べて、どっちが興味でるでしょうか?
当然、ぼくらですよね。
わかりにくい英語のタイトルはやめて
もう少し情動がこもって曲にぴったりくる
タイトルにしたほうが、
曲のよさが伝わりやすいんじゃないかと思います。