楽曲そのものの粒は、よくそろっている。というか、トライセラならこれくらいは書ける。問題は、前作があまりに自己冒涜的なアルバムだったことで、このアルバムがその後悔と、後悔の上塗りのような必死さにつぶされているような気がするという点。苦いものがどこかにある。やっぱりセカンドアルバムの制作期間が短すぎたのが、すべての歯車を狂わせてしまったのだろうか。ロックを否定したあとの、もう一度ロック。そしてふたたび次のアルバムで、ロックは否定される。

アルバムタイトルからして何かやらかしてるかなと思ったのですが美メロのバラードあり、歌詞も攻撃的なナンバーあり甘いナンバーありで良い意味で聴けるアルバムでした。自分もトライセラの中でもベスト3に入るかも知れないアルバムです!曲の流れが聴いていて違和感が無いので車でドライブするときにずっとかけています♪

あんまり評判よくなかったりするかも知れないけど、
私はﾄﾗｲｾﾗの中でも一二を争うくらい好きなアルバムです。
中でもfallagainなんかはドラマにも使われてたみたいだけど、
私は名曲だと思います。
私の場合はﾄﾗｲｾﾗを知ったのが
前作のアルバムに含まれているシングル「GOING TO THE MOON」
だったのでその頃のﾄﾗｲｾﾗが好きな人にはオススメです。
なんといってもこのメロディラインがなんともいえません。
ﾄﾗｲｾﾗ的切ない気持ち、激しい気持ち、ポップな気持ち(?笑)が一度に味わえます。

前作で感じた張り詰めた感じが一層増している。
２ｎｄまでのあの軽やかさはどこへ？？
和田唱のシャウトから始まるこのアルバムもどうにも何かに絡め取られてしまった自分たちを何とか取り戻そうともがいている様な奇妙な緊張感を感じて、痛々しい。

もともと稀有なポジションから出てきた人達なんだから、周りの声なんか気にせずやりたいことやればいいのに。

力抜いて頑張れ、トライセラ。

TRICERATOPSが21世紀最初に放ったアルバム。TRICERATOPSのワイルドな面がいっぱい詰まったアルバム。かっこいい。