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江原啓之 本音発言

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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まさに本音です。 ★★★★★
これまでの江原対談といえば、熱心な彼の信奉者で、江原さんの言葉にいちいち「そうですね、そのとおりですね」とうなずくばかり。
聞くことうなずくことすべてセレブリティの「エエカッコしい」なんです。
結果、耳障りのいいだけの内容になってしまうこともあり、何か本当に語られるべきことが語られていないような、そんな欲求不満がありました。
みんなそんなに高尚なのか?
本当は、みんなもっと違うことを聞きたいんじゃないかな?と…
でも、このインタビュアーとなる40代後半の男性は、まったくそんなことはない。
「かつて風俗に行く癖があって…」
「女性はやっぱり美人がいいじゃないですか」
「そんなの誰も信じませんよ!」
「これでも会社では人格者として通っているんです」
聞き手として、もうあられもないほどの応酬っぷり。
時に失礼ですらあります。普通恥ずかしくてここまで聞けないですよね。
でも、それが江原氏の本心や、語るべき哲学の本分をクローズアップさせています。
私たちが俗物として本当に耳を傾けるべきことを、高い濃度で答えられています。
本にするとどうしてもキレイなだけの内容になりがちなのに、そこを思い切って覆した試みは成功といえるでしょう。
売れることを目的とした、ただ耳障りのいい流行のスピリチュアル本に比べれば、かなり真に迫った内容で、充実していると感じました。
江原さんご自身も、これまでの本で言いたくてもいえなかったことが言えたのではないでしょうか。
この名インタビュアーの名前が出てないところで☆−1としたいところですが、彼のおかげで読むべきお話がじっくり読めたので、ここは満点とします。
続編が出てほしいくらいですね。
信じても損は無いよ、ということだけ。 ★★★☆☆
江原さんを胡散臭く思っている記者が対談相手で、
1冊を通し記者のスピリチュアルについての素朴な疑問に江原さんが
「それはね、こういうことだよ」と親切に回答・解説している本。
こういうことを書かねば、話さねば、という江原サイドの思いは分かっている。
私も江原さんの本を色々読んだりしている。
霊のことはさておき、この世で我々がどのように生きれば良い人生を送れるか、
子孫のために良い世界を残せるのか等の教えがとても参考になるので
読んでいるわけだ。
しかし世間の半数は(新聞等のアンケートの結果を参照)スピリチュアルに関して
疑問の目を持っており、こうした反駁本を出したかった経緯はわからないでもない。
しかし余りにさらっと通り過ぎと言うか、もっと違うアプローチを取れなかったのか?
というのが正直な感想。
例えば、「なぜ前世には貴族ばかりが出てくるのか?」「TV局の番組進行にしたがわざるを
えないのは?」等具体的な世間の質問に丁寧に答えるといったようなことだ。
ある程度は曲がりなりにもスピリチュアルという言葉が認知されている今、このような
さっぱり分からない人向けの本の内容はさらっと少量だけにとどめ、本質的な質問への
回答に時間を割いたほうが彼らにも一気に納得の度合いが深まったのではないだろうか。
今までのレビューを見たうえで、購入し読みました ★★★★★
実際に読んでみると「質問者の低級な発言に不快感をもった」との意見に賛同する所がありました。またそれに対して江原さんの回答がやたら自信を持った落ち着いた文章であり「これは江原氏の言葉を浮かび上がらせる為の演出か?」と思う事も確かにありました。

ただ色んな人がいるのは自然であり、そう解釈するとこの本の質問者のようなスタイルで質問等を言うのも、またそれに対する江原さんの意見もまた「あり」かな、と本の後半を読んでいる時に思い始めました。読むにはなかなか時間のかかるボリュームのある本です。僕の場合約4時間ほどかかりましたが、値段とその時間を考慮した結果「☆5個」の評価としました。

まず江原さんが「私の(何か)を買ってください」というような拝金的な姿勢ではない事が印象的でした。その点では金集めが目的の気持ちの良くない勧誘も世間にあるなかで、好感をもてました。そして書かれてある内容については、「結局どのように判断するかは自分自身であり」という点もうなずけました。自己責任で様々な生き方をしている訳ですが、その生き方について考える機会を持つきっかけになったと思います。勿論江原さんの意見が総てではないと思います。江原さんの言うままに生きていけば「正解」になる訳ではないでしょう。「自分で考えて実行していく」事に意味があるかと思いました。そういう姿勢でこの本を読めたら、☆5つの評価になってもよいかなと思いました。
良くできている ★★☆☆☆
テレビでたまに見かける位で今まで真剣に見たことも読んだことも
ありませんでした。

著作を読んで感じたことは”良くできている”ということです。
スピリチュアルなものを完全否定はしませんが、少なくとも
江原氏の作品からはその様なものは感じませんでした。

逆に非常に"俗”っぽいなと感じさせられました。
悪口みたいで恐縮ですが、何か非常に緻密に計算されている
巧妙なマーケティング戦略を感じずにはいられません。

固定ファンがいるから私のような外野は嫌なら読まなければ
済む話ですが、これを正々堂々とテレビに出して良いのかなと
感じます。
インタビューアーを霊視しないのはなぜ? ★★★☆☆
江原氏自身、”シッティング(前提知識なしで相手の内情を言い当てる事)は相手にスピリチュアリズムを信じてもらう有効手段”と言っておきながら、この記者(インタビューアー)が”私の霊視をして下さい”と頼んだのに、”個人カウンセリングはしない”との理由で断るのはいかがなものか。この軸をずらした応対が一番引っ掛かった。

前半は週刊誌等での批判への反駁であるが、そもそも批判自体が枝葉末節という印象が否めず、すっきり感はなかった。江原氏も一人の人間だということで納得いくのではないだろうか。
後半のスピリチュアル対談の方がおもしろい。この世界を信じる信じないに関わらず、語られる道徳感、社会倫理観は興味深く共感できる内容も多かった。
記者は普通の中年男性といった反応で、企画としてこういう形式にしたのは良いと思うが、もう少し論理的に議論を進められる人物を当ててほしかった。後半になっても対談に深みが出てきていないのは残念。

江原氏には賛否両論あるが、スピリチュアリズムを本気で浸透させたいのであれば、やはり厳密な科学的検証を双方納得した形でやるべきであろう。