ただ、著作を日々の生活に利用する上での注意点が二つあります。
一つは、論理療法はもともと論理的思考が得意かつ考える事が好き
である人間を対象にしてあります。
そして仮に肌に合うとしても、論理療法の実践には「膨大」な
エネルギーを必要とするので、無理なく実践する事が必要だと思い
ます。導入の割合と他人(プロを含む)の援助を併せると良いかも
しれません。
その二つを意識して読めば非常に有効な切り口の一つになると
思いました。
心の中の非論理的な記述を論理的な記述に書き換える療法です。
思考を変えることにより感情が変わり行動も変わるという
療法です。
思い込みを取り払うのに使えますよ。
~べきであるという非論理的な思考を発見し受け取り方を変えていくんです。
人間は外界の物理的な世界を受け取り方(意味づけ)によって感情的世界へ
と取り込んでいきます。
だから、受け取り方を変えればいいんです。
著者自身の体験に基づいているため実践的で分かりやすい本です。
「~べき思考」をやめたら
楽に生きていけそうですよね。