楽曲も疾走感のあるものから、ヘヴィなもの、そしてしっとりと落ち着いた雰囲気のものまでバラエティ豊か。カヴァー曲の出来も素晴らしく、特にジェフベックの「Bluewind」の出来が良いです。オリジナルは手数は多いもののどことなくショボい感じのするドラムとこれまたショボさ爆発のシンベにがっかりさせられましたが、ナイアシンのカヴァーヴァージョンの方は、うなりをあげるビリーのベースとパワフルなデニスのドラムのおかげで、筋肉ムキムキの超ストロングサウンドに生まれ変わっています。
ナイアシンのアルバムは、音楽好きの人であればどれを買っても楽しめると思います。まさに「職人の息吹を感じさせる究極の一品」といえるものばかりです。
テクを越えた奏者の「魂」が感じられる、ライブ感がたまらない一枚です。
楽曲の作風的にはELPに近づいた感がありますが、スピード&パワーがたまらん!
よくやったビリーシーン!こういうのを作りかったんだよね!
とにかく、凄い人たちです。テクが、スピードが、パワーが。カッコエエ!