初志貫徹すべきか
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現在の国公立大学の入試制度上、「足きり」は避けては通れないが、
この制度もう少し何とかならないかと毎年思う。
勝手だが、わが子が大学受験するときには、
なくなっていて欲しい制度である。
ストレスから逃げるな!
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こんにちは
ぼくの持病はアトピーです。
疲れるとひどくなりますが、精神的ストレスでも悪くなりますねー。
先日も仕事上ピンチになって、そのとき背中が真っ赤になるくらい湿疹が出てしまいました。
疲れたときは休むのが一番ですが、精神的ストレスの場合は休んでもよくなりません。
そのストレッサーとなっている問題を解決しちゃわないとダメなんです。
休養を取ってもちっともよくなりませんし、そのストレスが気になるので休んだ気がしない。
ならば今できることをザクザクやってしまって、問題を少しでも解決する方向に持っていった方がいい。
ぼくも長年アトピーとつき合ってきて、その区別がつくようになりました。
先日も朝早く出勤してザクザクとやっつけました。
おかげで解決の目処が立ち、気分がスーッと晴れやかになりました。
それとともにぼくのアトピーも、スーッとよくなっていったんです。
心と体はかくもつながっているんですよね。
『ドラゴン桜』20巻を読みました。
受験勉強続きでストレスを感じている矢島は、ちょっと息抜きをしたいと思う。
それを桜木先生はたしなめます。
勉強でストレスを感じたからといって
一時的に勉強から離れて気分転換を図るのは
間違いなんだ
せっぱ詰まったときに
勉強以外のことでリフレッシュしても
精神的に何の役にも立たないんだ
楽しいことをして本当にストレスが
消えると思うか?
仕事や勉強でストレスが溜まったら、ストレス解消のために楽しいことをしてリフレッシュするというのは常道です。
ジョギングをしたりテニスをしたりパチンコに行ったり競馬に行ったり。
でもそれは解決にならないんですね。
桜木先生はこう言います。
消えやしないさ・・・
違うことをしていてもストレスの根本を
取り去ることはできない
一度止まって気を休めたつもりでも
またすぐにいろいろな問題が頭の中を駆けめぐる
休んで気分転換したつもりでも
目の前の問題は何一つ解決してないことに気がつき
逆に苛立ってしまう
まったくその通りなんです。
精神的なストレスは、気分転換ではちっとも解決しない。
もちろん、非常にストレスを感じているときは「一時的に」そこから逃げることも必要でしょう。
でもそれは「一時的」な待避にしかすぎないわけです。
いつかはそのストレッサーそのものと対峙しなければならない。
ストレッサーと対峙するために、弱った精神と肉体の回復を得るためにリフレッシュするのは大切です。
でも逃げているだけなら、ストレスはより強くなってしまうのです。
桜木先生はこう締めます。
結局・・・
勉強で感じるストレスは
勉強で取り除くしかないんだ
精神的ストレスを解消するには、ストレッサーとなるそのものを乗り越えなくてはならない。
決して安易にリフレッシュに逃げてはいけないんですね。
ストレスから逃げずにストレスを乗り越えることによって、ストレスに強くなっていく。
人間はそうできているんだと思います。
いよいよ試験当日、二人とも受かってくれ〜!
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遂に来た、試験当日。
この日のために必死で勉強してきた二人。
最近流行りのキャッチフレーズ「負けられない戦い」...ってやつだ。こちらにも緊張感が伝わってくる。
二人の結果も気になるけど、この20巻では、心理面について、いろいろ勉強になった。
例えば緩んだ気持ちの引き締め方とか、勉強で感じるストレスは勉強でしか取り除くことができないとか、.....。
そして、厳しい勉強を長続きさせるためには、取り掛かりの負担を軽くするのがいいというのも大納得だった。勉強とかって、いったん始めちゃえば、勢いでいけちゃったりするけど、取り掛かるまでが大変なんですよね〜...最初からハードルが高いと、どうしても躊躇しちゃって...だから最初の負担は軽くの方がいい!
う〜ん...勉強を通じて人間としても大人になってゆく二人の姿は、教育の理想像といってもいいかもしれない。
「クロカン」が顔を覗かせ・・・
★★★☆☆
この巻では二人が「足切り」を切り抜けられるかで終わってしまったので、本来、ここで書きたかったことが最終巻に回ってしまった点が悔いに残ってしまいましたが、見所はそこそこあります。ここでは終盤のハプニングになる「足切り問題」で、ここ最近のこの漫画のよどんだ感じが解消された感じはあります。ただし、その切り抜け方が「クロカン」みたいな方法論なのが自分にはちょっと・・・。