1989年、Janet Jacksonの4thアルバムです。

　基本的には、大成功した前作「Control」路線を踏襲したもので、
Janet, Jam & Lewisのチームが中心となって作られています。

　このアルバムは、前作「Control」同様、世界中で大ヒットしました。
　シングルカットは、
"Miss You Much", "Escapade", "Black Cat", "Love Will Never Do (Without You)"の4曲が、全米1位を獲得しています。
　他にも、"Rhythm Nation", "Come Back to Me" etcが、大ヒットしています。

　また、上記シングルカット曲以外も、魅力的な曲が満載！
　
　ポップ感があって、かつ、グルーヴィー、スタイリッシュな、tr. 4
　ゴスペル風なサビメロが、心の深く響く、tr. 11
　古き良き心温まるR&Bを80'sテイストにした、tr. 17, 19　などなど。

　前作「Control」と比較すると、
ダンス、エッジ、ポップ、バラード etcの全ての点において、一回りスケールアップした感じがあります。
　特に、「ダンス系のキレ」、「バラード系の温かみ・哀愁感」が、素晴らしいです。
　
　80'sを代表する大名盤です。
　「Janetファン」「Janet 初心者」「80'sファン」は、もちろんのこと、
すべての音楽ファンに、オススメします。
　今聴いても、全然、色あせない。。。どころか、全然カッコイイです！！！　
（中古盤・激安です。。。が、決して「使い捨て音楽」ではありません）　

これは、もう１５〜６年前に流行ったCDですが、ジャネットが大好きで日本に来日の際は、
コンサートにでかけたものです。このCDは当時一番流行った曲ばかりで、とても懐かしく、
当時の事を鮮明に思い出されます。気分を元気にしてくれる曲ばかりなので、とてもお勧めです。
最近の曲に飽きてきている方、是非一度聞いてみてください。

　アルバム名が語っているとうりリズム主体で歌わす楽曲がそろっています。かと思えばCome back to meのような美しいバラードもそろって聞き応えがあるアルバムだとお思います。

プロデューサーのジャム＆ルイスにジャネットが加わり「力入ってんなぁ」という仕上がりになっている。重厚なベースとドラムに支えられアップテンポの曲から美しい透明感のあるバラードまでどれも素晴らしい。

前作「Control」でジャネット・ジャクソンは一人のアーティストとして再スタートをきった。それまでは、どうしてもマイケル・ジャクソンの妹であり、歌のうまい可愛い女の子でしかなかった。

このアルバムでアーティストとしてのジャネット・ジャクソンが完全に認知された(まだ兄の影を引きずっているが…⑯で顕著)。ジャム＆ルイスの紡ぎ出すうねるようなビートと弾けるリズム。カッコいい。もちろん、その後のジャネットの十八番であるミディアムからスローにかけた曲もよい。

CDならでは作りと言うのも本作以降意識されるようになった…と私は思う。レコードではA面・B面で作品の区切りのようなものを作っていたが、CDでは曲の間に間奏(Interlude)を入れるのが有効なんだなぁと思った最初のアルバムだった。そういえば前作「Control」はLPで聴いたっけ。