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公共哲学とはなんだろう―民主主義と市場の新しい見方

価格: ¥3,150
カテゴリ: 単行本
ブランド: 勁草書房
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公務員志望者必携 ★★★★★
もしあなたが、「自由」や「民主主義」が大事であるということを、当たり前なこととして受け入れるのではなく、真剣に検討する気概を持つ人間ならば、この本の価値が分かるだろう。

もしあなたが、自分や家族だけのだけの幸せを求める人生ではなく、社会に貢献する人生にしたいと願う人間ならば、この本をぜひ読んでいただきたい。



温厚な現実主義の立場 ★★★★☆
著者は、もともと、ヒュームを専門とする法哲学者である。したがって本書は、ハーバーマスのように討議を中心とする公共性論とはひと味違い、利己的な人間がいかに協力し合うかを追求するゲーム理論を取り入れるなど、現実主義的な公共哲学の入門書と言える。また、ナショナリズムに関しても、他の類書(たとえば斎藤純一『公共性』や山脇直司の『公共哲学とは何か』)と比べ、好意的な叙述が目立つ。したがって、温厚で保守な公共哲学にシンパシーをもつ方々にお勧めしたい。