「愛」のあるビジネス書です。 Mickey
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この本は、電話応対について型どおりの Know How を紹介するだけの本ではありません。
「電話応対のレベルを上げたい。」という向上心や、「本当にこれでいいのかな?」という問題意識を持っている人には、ぜひ、読んで欲しい本です。また、電話応対に自信をなくしてしまった人も、この本を読むと元気になれること請け合いです。
電話応対の基本はもちろんですが、一歩踏み込んで、お客様の立場からの「ホンネ」や、応対のプロとして意識しておきたいプラスαが随所にちりばめられています。プロとしての著者の豊富な経験や、科学的根拠に裏付けされた様々なテクニックも紹介されています。
何よりもうれしいのは、著者が「電話応対」という仕事に誇りを持たせてくれることです。著者は、電話応対という仕事を心から愛しているのだと思います。仕事だけでなく人間そのものに対する「愛」も感じられて、ビジネス書を越えた一冊として読みました。
変わるコミュニケーション
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私は地方で営業の仕事をしていますが、近年1日の仕事の仕方に変化が起きてきました。
それは、電話(携帯)やメールの使用頻度が多くなってきているということです。
なぜなら、市場を拡大する為に東京へ営業展開した為です。通信手段の発達が、地方と東京との距離を縮め、地方にいながら仕事を受注することができるようになっています。
このような理由から、電話やメールはとても大切なものとなっています。このように感じている方は、地方の会社で増えてきているのではないでしょうか。
『プロフェッショナル電話力』を読む目的として、“自分の仕事に役立つ知識を得る”と考えながら読みました。
「シンプルに」そして「ありがとうと感謝される」が大事!と書かれていることは私も同感でした。
私が、この本に書かれていることの中から、これから実践することとして、☆「温かい声」「やる気を感じさせる声」を出す方法を練習する。☆効果的な時間帯に電話をしてみる。☆語尾を断定調にし、自信を表現する。☆口癖・話し癖をなくし、不快感を感じさせない。☆メールの文章では、初めの「挨拶」に変化をつけてみる。です。
お客様に不快感を感じさせることがない会話をしていきたいものです。
このような気付きを与えてくださった本書に感謝しています。
プロの電話力いただきます
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これまで自分なりに勉強し経験も積んできた電話応対。一人一人のお客様と真剣に向き合ってきた自信はあります。
しかし、状況によってはマニュアル通りの応対をするだけで精一杯…ということもありました。電話応対において
もっと高いレベルまでつき抜けたい!と焦りを感じていた私は、偶然この本をみつけました。
いつも迷ったり、悩んでいたケースについて具体的な手法が紹介されていたので嬉しくなりました。
また『電話は「聴く」ばかりではいられない』等、今持っている知識をさらに深めるような魅力的な情報が満載です。
本当に得した気分です。すぐに私自身のスキルに取り入れてワンランク上の応対を目指します。お勧めの一冊です!
欲しかったビジネスコミュニケーションのバイブル
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面白い本でした。今までの電話マナーの本とは全く違う切り口で書かれています。今までの電話マナー本は「第一声が大切です。明るい声で」と力説していますが、本書は「第一声は伝わればいい」と説いています。読んでいて拍手喝采でした。事実、私のところへも営業電話があるが、聞いたことも無い会社名や、丁寧に所属と名前を言われても、覚える気も無ければ、忙しい時など、すぐにでも電話を切りたくなってしまいます。今までのノウハウ本に無い、常識と思い込んでいた非常識を再認識させてくれました。「明るい声がいいとは限らない」「いつもお世話になっておりますはNGワード」など、あっという間に読みきってしまいました。
また、電話だけでなく、現代のビジネスシーンに不可欠のメールの書き方も書かれており、この一冊で実用ビジネスコミュニケーションが理解できました。まさに、欲しかった本に出会ったという感じです。