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小説―いかに読み、いかに書くか (講談社現代新書 (684))

価格: ¥693
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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現代日本の代表的作家による小説指南 ★★★★★
『挟み撃ち』『人間の病気』『夢かたり』『吉野大夫』などを世に問うた日本を代表する作家であり、評論家の柄谷行人氏とともに長年『群像』新人賞の選考委員を務められ、1999年に惜しくも他界された後藤明生氏による小説指南。「われわれはすべてゴーゴリの『外套』から出てきたのだ」と発言したとされる伝説もある『罪と罰』のドストエフスキーが、『外套』のゴーゴリから「読むこと」によって小説の方法を学び取ったという持論を披露し「読むこととは、すなわち書くこと」「書くこととは、すなわち読むこと」という、読書と創作の不可分な相互関係を明らかにしている。この前提をもとに後半は、田山花袋、志賀直哉、宇野浩二、芥川竜之介、永井荷風、横光利一、太宰治、椎名麟三などの著名な近代日本の作家たちの小説の方法を彼らの作品に具体的に当り、分析がなされている。小説を書くためには「読むこと」が重要であることを再確認させられる一冊。