Love it!
★★★★☆
いいっす〜!彼らのアルバムの中ではこれが一番、一般受けしやすく聞きやすいと思った。分かりやすいほうが好き。
これは
★★★★★
正直ヤバいですよ。
今までは、あくまで主役はカレンで、ニックはさりげなくバックアップするような印象でしたが(それでも存在感は凄かったですけど)、今回はついにカレンを喰っているような感じがします。
というか、カレンは意図的抑えていて、楽器とのバランスが絶妙です。
ニックはシンセを多様してますがセンス光りまくりです。ここに来て爆発です。音が楽しすぎます。
これは神曲だっ!!
というのがなかったんですが、全体的なバランスはとてもいいです。
逆に言うと捨て曲がありません。
やりたいようにやってそれが格好いいのは凄い。
変化することは難しい
★★★★☆
例えばRadioheadは、文句なしの傑作OK Computerの次の一手に、
大胆にエレクトロニカを取り入れたKid Aを投じた。
同じような極端な変化を、YYYsはこのアルバムで見せている。
1stからこういう風に、言わば深遠に変化を重ねていくことは、
こういったハードコアをやっていたバンドにはよくあることだ。
ただ、文句なく現ロックシーン最高峰のギタリストであるニック・ジナーに
ギターを手放させるというのは、まさに諸刃の剣だった。
カレン・OのボーカルがあればYYYsと言えるのか、
ニック・ジナーのギターという2枚看板の一つを捨てたとき、このバンドの真価は問われた。
結果から言うと、よくここまで作った、というところだろう。
メロディを研ぎ澄ませた序盤3曲は見事な名曲。
しかし、滅茶苦茶に心を打つような、あのカリスマ性は影を潜めたとも言える。
評論家などはこういった変化が大好きで、こぞって「最高傑作!」と囃し立てているが、
次のアルバムが出たときに、まだそんな評価をしているだろうか?
本当にFever to tellを超えたのか?
私にはどうしてもそうは思えないのだ。
前作とはずいぶん違う
★★★★☆
前作みたいなオルタナとガレージパンク×歌みたいな感じではなくてちょっと妖艶な感じです。歌は健在です。機械的な音がたくさんします。エージェントプロボケータ?にも似てる様な気もします。前作を若干デジタル仕様にして怪しい色気を足して荒々しさを削って成熟した感じだと思います。あんまり変わって無い様で、やっぱり前作とはずいぶん違うと思いました。
不気味でポップで時に聴かせる最高傑作
★★★★★
ジャケットからも分かるように「過去のYYYSよ、さようなら」っと言った感じ。
1stのようにカレンOは叫ばないし、2ndようなただのガレージロックでもない。
無駄な音が削ぎ落とさた結果ミニマルミュージックやダンスミュージックを
髣髴とさせ、そこにYYYSならではのポップセンスが重なり一層不気味さを増した。
この不気味さはYYYS好きなら皆が求めているもので2ndにはそれが無かった。
前作と今作の間に1st時の再録EPが出たがあれがすべてを変えさせたのだと思う。
結果YYYSにしか作ることができない不気味でポップで時に聴かせる最高傑作が完成した。