hitomi久々のアルバムですが個人的には期待以上の出来でした!このアルバムには「旅人」という一貫したテーマがあって、オープニングの「Comodon Johnson」で楽しげな鼻歌でバイクを走らせ「SPEED☆STAR」で爆走、「シアワセッテ、ナンデスカ?」「ア・ン・チ」でさらにテンションを上げて「ヒカリ」で一休み、「Steady」でまた走り始めて、「風の伝言」「Like A Free Bird」で走りながら優しい風や広い青空を飛ぶ鳥を眺めて、「スターテス」「心の旅人」未来への希望と旅の終わりを感じさせて、ラストの「Moment」では美しく優しいバラードを聴かせてくれます。歌詞の中の「凄まじいスピードで使い捨ててまた消えて」「何処に向かうかさえもわからずにいても今目の前にある答えは嘘じゃない」「心の奥にあるバリケードを外せば繋がるだろう」というところにhitomiの伝えたいメッセージがあるのかなと思いました。まるで一本の映画を観ているようなスケールの大きなアルバムです。

デビュー当時からのファンとして、『thermo plastic』以降のアルバムクオリティを考えたら、今回は雑に仕上げたなぁと強く感じます。
ここ数年タッグを組んでる渡辺善太郎さんが、3曲以外殆んどノータッチで仕上げたせいか、アレンジの途中かと思うくらいの半端な感じ…。
歌詞も何を伝えたいのか分からず、hitomiらしさも薄れてますね。
この『TRAVELER』は残念な結果ですが、新作の『LOVE CONCENT』はかなり良い出来なので、これからのhitomiは安心して聴けそうです◎

ずっとhitomiＦＡＮだったんだけれど
先行シングル「ヒカリ」があまりピンとこなかったので
そのまま流して買ってなかったアルバム。

最近なんとなく昔のhitomiの曲を聴いていて急に欲しくなって購入してみたら思ったよりずっと良かった。
アップテンポもバラードもいままでのhitomi路線を継承。
ＦＡＮは安心して聞けるアルバム。

ただ、ジャケがちょっとな・・・。

7曲目の風の伝言がいい！
とあるテレビ番組で聞いた瞬間にこれはいい！と感じました。
山崎まさよしが作詞・作曲しているこの曲をhitomiが歌うという、不思議な組み合わせのようなこの曲がとても心地よい
ほかにもヒカリなども入っていて、初回限定版はDVDもついているのでおすすめ

第３期のスタートと言われているこのアルバムですが、多少のブランクを感じさせないアルバムです。一発で気に入りました。ただ、もう少し勢いのある曲が欲しいと思います。それと、ＤＶＤのほうも、「心の旅人」と「ＳＰＥＥＤ☆ＳＴＡＲ」の２曲のＰＶだけ、って言うのも少し寂しい感じがします。