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下町小僧―東京昭和30年 (ちくま文庫)

価格: ¥798
カテゴリ: 文庫
ブランド: 筑摩書房
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昭和の思い出を書き残した大名作 ★★★★★
こんな本があるのをずっと知らなかった。
下町に詳しいなぎら健壱が、昭和30〜40年ぐらいの
昭和の風景、貸本屋、駄菓子屋、カタ屋、ベーゴマ、紙芝居屋
などについて自分の想い出を綴るのだが、その当時少年だった
同世代の人、その当時を思い出します。ぜひ読みましょう。

この手の本は結構あるが、学者の人がわざと小難しい論調で書いたり
してるのが多い。けど、なぎら氏が、多分本当に自分で書いた
この文章は読みやすい。何度もくり返し読んで想い出にひたりましょう。

肝油ドロップと泣き売の話が特におもしろい。
この二つにピンと来る世代の人が読む本であり、
どっちにもピンと来ない人が読んでも、まったくわかりません。

私の知らない世界が足元に、そして本の上に ★★★☆☆
ありふれた風景、それを文章としてまとめてあるだけなのにこれほどの本としての価値を見出せる。でもさ、この本って良い意味でも悪い意味でもそれだけの事でしかねんだよな。家の近くにある心の風景、読んでない人には言いだせづらいよ、なんせ心の風景だからね。変わる世の中に嘆いて、昔の価値観にしがみついて、気付くとまた蛙一匹。近所の大人が昔話を語ってくれて、聞き上手にばかりこっちもまわってらんねいや〜と、本の上で得た知識を元に言いかえす。昔話ばかり言うオヤジ達が物騒に見えて来たら、この本を武器にしましょう。