かなり役に立った
★★★★★
あんまり期待しないで購入したが、かなり良い本でした。
インプロのテクニックというよりは、
日常生活における、あらゆる不快な出来事に対し、
どのようなメカニズムで内面は感じるのか、
どのように思考すれば、事態は好転するのか、
を心理学的にわかりやすく、説明しています。
右脳に働きかけるレイアウト構成や、コーチング的な語り口で
かなり読みやすいです。
インプロという言葉は馴染みがありませんが、
「コミュニケーションノウハウ本」としてはかなり優秀だと思います。
役に立ちます
★★★☆☆
会社の宣伝の本かなという印象がありますが、それを抜きにすれば、営業で人前に立つときには役に立つ方法が書かれています。
実践的で具体的な方法をもっと多く書いてもらいたかったです。
このように感じてしまうのが、営業にはまっていることなのかもしれません。
私はインプロを提供していますが……
★★☆☆☆
ビジネスとして、やり方がうまいなと思います。
私は純粋に俳優訓練としてインプロを提供していますし、世界の演劇学校では俳優訓練に即興を取り入れているところは多いです。自信を持ってクリエイティブに表現する力がつくという点で、もちろんビジネスに携わる人たちにも適用できます。
とはいえ、このインプロ・ジャパンでやってることはアメリカ流であり、私が俳優訓練として行っていることとはかなり違いがあります。
企業としてお金儲けのためにインプロをやっているという姿勢と、実質日本人の指導者が育つほど歴史がないのに大口たたいているという点が個人的に気にくわないので辛めに評価してありますが、インプロが自発性や創造性、表現力を養う上で有効だということは確かです。
内容は大した話ではない!
★☆☆☆☆
本書では実践が大事だと説く。さすれば、実践部分の記述が少ない。そこでインプロの案内がある。
本書に対して、興味がある人と否定的な人と真っ二つに分かれるように思う。
私は否定的な立場である。
あくまでビジネス用
★★★☆☆
インプロは元々役者のためのトレーニングだが、最近では会社の研修などで採用され、なかなかの成果を上げているそうである。確かに下手な自己啓発などより自分を改革し、ビジネスにも役立てることが出来そうだ。
しかし効果を得るには読むだけでなく実践することが絶対不可欠なのだが、なかなか1人だけで出来るトレーニングではないので、結局知識としてインプロというものを知るだけにとどまる読者がほとんどではないだろうか。その意味でこの本は今まで知らなかった人たちに「インプロとはこういうもので、こういう効果がありますよ」と紹介する意味合いが強い。
根本的にビジネスマンやOL向けに書かれた本であるが、表紙やタイトルからはあまりわからないので役者志望の人は間違えないように注意してほしい。もっと専門的に書かれたものを選ぶ必要がある。