全国の女子高生のみなさん〜
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「35の中年と恋してる」をいつの間にかとっくに過ぎてる
奥さんもいる妻帯者です。なのに今聴いても全然イケます。
全く問題なく思春期に毛が生えた頃の、
これらの曲を聴いて胸を掻きむしられた頃に戻れるのは、
私が未熟なだけではなく、つまりこの人が「早熟」だったのです。
驚異的なぐらい全く色褪せしてない曲ばかりですが、
まあしばらくはCMやドラマはおろかラジオでも流れることは無いでしょう。
でも考えてみてください。
だからこそこんなベスト盤は物凄い価値があるんですよ。
でもまあそんな事は知らずに、
ご本人さんは今頃言われてるんでしょうね。
「ほ〜れ、お仕置きだべ〜」って。
「初めての岡村靖幸」としてオススメ
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岡村君の初ベストアルバムで靖幸節は充分堪能できます。
このアルバムの強みは「Dog Days」「Lion Heart」「Shining」があることと、一曲目の「Peach Time」でしょうね。内容が濃いです。
『OH!ベスト』みたいなシングルコレクションが薄っぺらに感じます。
『家庭教師』ほどあまり濃厚でない岡村君で、ジャケットのエメグリのように非常に爽やかさもある、聴きやすいアルバムだと思います。
この後の『家庭教師』はコアファンは絶賛しますが、初心者はついていけない部分もあるかもしれませんからね。
初期の頃の集大成に近い内容で、以外と万人受けできる、初心者にも敷居の低い作品でしょう。
若い人にこそ聴いて欲しい名作
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岡村のベスト盤は他に「OH!ベスト」がありますが、私はこちらを推します。
LionHeartのHollywood ver.とPeachTimeの修学旅行Mixはこれでしか聴けません。
近頃再復活して期待を集めている岡村ですが、彼の絶頂期はやはりバブル期、80年代後半から90年ぐらいまでだったと言えるでしょう。
その当時の名作を集めた本作に、最高超絶悶絶傑作アルバムである「家庭教師」を合わせて聴くのがベストだと、私は信じます。
私は高校生の頃本作に出会いましたが、若く多感な時期にこれらの曲に出会えたことを本当に感謝しています。
今の高校生は生まれてもいない頃の作品ですが、今聴いても絶対に時代遅れでない、いやむしろまだまだ先んじている可能性があることを保証します。
若い人にこそ聴いてもらいたい岡村のベスト盤なのです。
なお、本作の発売当時は、このジャケットが災いして、まるでAVでも借りるときのように本作を買うのが恥ずかしかったものですが、今は通販で買えますから問題ありません。
便利な時代になりましたね。
なんなんだこれは!
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「大百科」ボックスの広告をみて、思いついて聞き直してみたら...なんなんだ、この才能は。改めて気を失いそうになった。音楽をきいて、鳥肌がたったのは何年ぶりだろう。
同時進行の頃は、「日本版プリンス」としか思っていなかったが、どうしてどうして。言葉のメロディー、リズムへの乗せ方が普通じゃない。プリンスじゃ泣けないし。
初めて聴いたときの思い出までもがよみがえってきて、4-5あたりで泣いてしまいました。しっかし、自分の青春が、尾崎豊でも渡辺美里でもなく、岡村ちゃんだったとは...不覚。
青春サイクリング!
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針を落とせば、そこには煌くばかりのエバーグリーンポップスが次から次へと。
ポイントはTr-①~④、⑤~⑦、⑧~⑫の3部構成になっていることでしょうか。
第1部は華やかなオープニングの後、ほのぼのミディアムポップスの④まで
万人受けしそうなヒットパレード。
第2部ではシリアスなイントロが印象的な⑤で二枚目線をモノにすると、
本性を露にしたファンク⑥、壮大なバラード⑦で幕。
第3部は④とならぶ代表作⑨を挟みつつ、再びポップ・ファンク
パレードを繰り広げ
⑫でしんみりと終演~ではなく⑬という代物が控えております。
粒揃いの楽曲が、気持ちの良い流れにのってスーンと聞けてしまう
のが本作品の特徴。青空が見えます。5つ星です。