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その人、独身? (講談社文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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ちょっと気持ちブルー… ★★★★☆
作者著の負け犬の遠吠え (講談社文庫)にえらく嫌悪感を感じ
だいたい、勝ち負けをつけること自体いかがなものか?と思い、
負け犬の遠吠えは読破できなかった・読む気になれなかった。
きっと作者とは感性が違うのだろう…と、この作者の本はもう読むまいと思っていた。

しかし、何気に、題名に惹かれて読んでしまった。
作者の言う、同じ「負け組」である私としては、分かる分かると思うところが多々あり
共感できて、この本は面白かった。

そして、何故、自分が負け犬になったのかが分かった気がした。

しかし、負け組でも、キャリアもあり、同じ負け犬仲間がいる女性
(作者も含む)は、どこか嘆きつつも余裕がある。
自分にはそんな余裕はないので、面白い面白い!と喜ぶことはできなかった。
人のふり見て・・・ ★★★★☆
酒井さんのエッセイは、こういった「負け犬」の生態というか
その年代のことを描いたものがいちばん楽しめる気がします。
いわゆる「負け犬」だと行動パターンが似てくるのでしょうか?
住んでいる地域の特性は多少あるにしても、やってることは似たり寄ったり・・・。
なので、共感したり「わかる、わかる〜」とついつい笑ってしまいます。
が、人のふり見て・・・ともいいますし
多少、自分のことを見直した方がいいのかも・・・とも思ったりしています。
負け犬の鑑賞 ★★★★★
30代後半の独身女性である自らを負け犬と称し、負け犬ならではの視点で書かれたのが本書です。全く持って面白いです。特に世間の酸いも甘いも知り、お金もある程度持っている30代後半の独身女性というのは年上の男性にも年下の男性にも合わす事のできるオールラウンドプレイヤーなのです。私を含め、妻帯者の男性はこの世代の負け犬に堕ちないよう気をつけなくてはいけないとつくづく感じました。
「負け犬の遠吠え」その後 ★★★☆☆
 週刊現代に04年1月から05年の4月まで連載されたエッセーをまとめた本。
週刊現代というメディアの特性&著者の性格が繁栄されて、著者の他の本よりは
下ネタが多めになっています(それでもエロさを感じることはない)。

 著者自身が述べているように『負け犬の遠吠え』実践編(若しくはその後編)
なので、いわゆる「負け犬」の生態が赤裸々に記されています。それと「負け犬」
な女性から見た男性の生態も。
(相手からどう見られているか?は参考になるかも)

 未婚30代女性の考えを知る一例として読んでも良いでしょうし、そんなに
深く考えず日常観察エッセーとして読むのも良いでしょう。
少なくとも「ハズレ」とは無縁の出来ですので。

 しかし、負け犬にもやはり階層は存在するのです。結婚はしないけど恋人が
いる・いた(著者やその友人達)。この人達は踏ん切りさえつけば結婚可能な
訳です(互いに妥協できるところ、そうでないところはあるでしょうが)。

 その対極にはそれすら叶わない(恋人がいない、縁すら無い)人、真性の
「負け犬」も存在するのです。

 面白さの副作用として、そういう現実を突きつけられる点、くれぐれも
御注意下さい。
モテ自慢はほどほどにしてほしい ★★☆☆☆
この人のエッセイの特徴は、所々に自分の自慢話が散りばめられている
ことです。私自身は男の負け犬ですが、ハッキリ言いますと、たとえ異性
でも自慢話を、それとなく何度も聞かされるのはかなりウザイことです。
「それだけ、モテていたのならどうして今まで結婚してないいんだよ」と
勘ぐりたくもなります。
本心は自分の容姿にほとんど自信がもてないのに、「こう見えても結構、
モテてるんだぜ」というのがミエミエで、そこが逆に痛々しさを助長して
います。
モテないヤツは、男にせよ女にせよ、カネや名誉があろうがなかろうが
適齢期を過ぎても売れ残っている筈です。そこを、あえて苦しい弁明を
してしまうと、あとは自分がもがき苦しむだけだと思います。

要は、人間は自分に対しても素直になることが一番大切ではなことでは
ないでしょうか?そんなことを考えながらこの本を読ませていただきま
した。