転職しようと考えていましたが、もう少し…
★★★★★
現在の会社の人間関係に少々疲れ、鬱気味になってしまい、
自分の悪いところ(たとえば、他人に期待してしまうところ等)
もあるのだろうけど、相手も相手で自分の事しか考えていない人だしな〜
なかなかうまくいかないな〜と悩んでいました。
※相手は上司だったり、上司だったりですが。。
とりあえず、いろんな本を読みましたが、
他人に期待せずに自分を変えるという事を少し理解してきました。
この本は、いろんなパターンの悩みに対して著者が回答する形式をとっていますので、
自分のズバリの悩みがあるかどうかわかりませんが、
この回答を読んでいるだけで、”あーそうだよな”と思わせてくれて
気が楽になります。
※まったく身の回りにない悩み相談も多々ありますが、
読んでいるだけで気が楽になります。
自分だったらどう答えるだろうと考えながら読むと
著者の優しさが身にしみます。
人間関係につかれている人でしたら、暇なときに一読する事をお勧めします。
実に著者のやさしさが垣間見える本。
★★★★★
最初。パラパラとめくって読んでみたのだが、
全体にわたって著者のやさしさが垣間見える本だった。
あとから個別のケースを読んでいったのだが、
ひとつひとつ丁寧に答えているところに著者が真剣に、
だけれども、少し力を抜いて答えているところがにじみ出ている。
だから読んだ後、
あ、自分だけじゃないんだ。
これでいいんだってほっとすると思う。
とってもやさしくてためになる本だと思う。
一度、手に取って読むことをお勧めする。
現場の悩みに即したQ&A
★★★★☆
とにかく他人に振り回されるっていうことはよくある。その時の断り方、断れなかった時の自分の感情コントロールなど、企業人でカウンセラーでもある著者ゆえに具体的で分かりやすく、その対処法が挙げられている。
結局、自分の感情コントロールしだいなのだけれど、やる気を持続させるためには自分も相手も傷つけずに持続することが大事。これがコミュニケーションの難しさでもある。
解決策を考える方法がわかる
★★★★☆
Q&A方式で書かれているので、自分が知りたいことに近いトピックのところから読めます。
質問は、著者が実際に受けた相談をベースにしているので、設定や悩みの内容に現実味があって、そういう意味では、自分の関心があるところ以外も読み物としてもおもしろかったです。
「気の持ちようで変わる」などというあいまいなことではなく、「まずこうしてみよう」という具体的なアドバイスがあるので、一人で考えこんでしまっているときに、冷静に考える「方法」を指南してくれる感じで、実践的な印象を受けました。
私が最初に読んだのは「仕事のできない上司にウンザリ」「自分のやり方を押しつける人に困っている」など。
ちょっと困ってるというぐらいのときに読んでおくと、いざというときに対処できる心の準備ができるのではないでしょうか。
全体的に「辞めるな」と言っているわけではなく、「辞めるメリット」「辞めないメリット」を考えてみようというような立場で、読者自身の考えを促す言葉が多かったので受け入れやすかったです。
ゆっくり幸せに近づいていく
★★★★★
自分の弱さも含めて、ふと忘れかけていた自分らしさ、そのまんまの自分を
許すことに気づかせてくれるのが著者の魅力だと思います。
幸せは自分からつかむもの。だから、弱くてどうしようもないかもしれないけれど、
自分自身をまず認めて、その上でじっくり自分を変えていくということ。
なるほど、それで幸せに「なる」のではなく「近づく」なのかなぁと思いました。
「自分にはいいところがない」なんて悩んでしまっている人には、
向上心や謙虚さというよいところがすでにあるという言葉が心に沁みました。
自分のよき理解者にまず自分がなれたなら、それから一歩一歩会社の人も自分も
好きになれるのかもしれません。
仕事のストレスのどん底にいる自分に、「ゆっくり幸せに近づいていこうよ」と
やさしく語りかけてくれ、じんわりと効いてくる「処方箋」です。