私がゴミ拾いを初めた頃の、孤独感や続けていくことの苦悩。
胸が熱くなりました。

掃除を始めて人生が変わった物語。
昨今の掃除ブームも有り、読んで見ました。

一気に読み終わり、気付けば著者の気持ちに共感。

彼の行動は、踏み出す勇気のない人にきっかけを与えてくれ、またそれが周りに影響を及ぼすほどの行動力があったのだと感心しました。

それをする事により、自分だけでの変化ではなく、
大げさにいえば今の世の中に一筋の光を与えた行動であるといえるでしょう。

何億人といるこの世の中。彼の様な行動を取る若者がどれだけいるのでしょうか？？
この暗い世の中にも、これからの若者の希望の道を作ってくれてる気がしました。

最後読み終えた時には勝手に涙がこぼれ、これから先の自分自身の可能性を考えていました。

たまたま本屋で平積みされてて目にした、この不思議なタイトル。

『半ケツ・・・。』

『なんじゃこりゃ？』と思いつつも、帯の『毎日、面白くない、ダルい、変わりたい！！』の文字に惹かれ、購入。

序盤・・・。
横書きで文字も大きく、ブログ形式で読みやすい。

うんうん・・・ダメ男が「自分を変えたい！」という一心で動き始めたんだな・・・。


中盤・・・。
文中のギャグがめちゃくちゃ面白い。

声をあげて笑う場面も。


終盤・・・。
起承転結が見事なほどに上手く施されていて、最後は大感動の結末・・・。

感動の涙と共に、「僕も何かしたい！！」という思いが湧いてきました。

ストーリーが上手く組み立てられていて、人の心を掴む術を見事に心得られています。


たまたま手にした本だけど、お世辞抜きにマジお勧めです。


ゴミ拾いの話だけど、決して掃除の効用とか、素晴らしさを語るような堅苦しい内容でなく。

また本全般において自己啓発所にありがちな「〜すべき」といった押し付けが一切なく、ソッと背中を押してくれるような温かさと優しさに溢れた本です。

新しい自己啓発の形ですね。

色んな本を読んできたけど、今までの人生で１番のヒット。

この本、ドラマや映画にしたら面白いんじゃないかな〜。

この若さで気付きを得たことは確かに、賞賛に値するのですが。。
僕にはこの「お掃除ムーブメント」は、このヒトの計算された「戦略」であるに違いない、と感じています。

ホントに掃除を極めたいのであれば、一緒にやりたいヒトを募集はしないと思う。掃除というのは極めて個人的なものです。

なぜ、一緒にやりたいヒトを募集したか？　それは、単に「公園が広すぎるから手伝ってほしい」ではないのです。ヒトを増やすことにより「ムーブメント」をつくりたかったからです。
なぜムーブメントをつくるか？　そこが「戦略」なのです。
つまり、ムーブメントの中心人物として世の中に認知され、平たくいえば「有名になる」ためです。

このヒトは高い確率で、ふつうに就職はしないのでしょう。
最初から、そのつもりなのです。このヒトの人生のロードマップには、平凡なサラリーマンという道はなかった。
ましてや、掃除のプロを目指すのであれば清掃業者であったり清掃のシルバー人材の方向性に進むべきだと思うのですが、泥臭いそちら方面にも、いかない。

この本を賞賛しているヒトたちは、この本から漂ってくる「イヤラシさ」にまで気付いているのだろうか？　「リテラシー」という観点では大丈夫か？
と、心配になってきます。

友達に薦められて読んだ本。栄養費として月30万もらう。堕落した日々。20年生きてきた自分に対する評価は、「生きる価値なし」。水ギョウザのようにフニャフニャな彼が、てんつくマンの映画をきっかけに、「自分を変えたい！」と強く願い、毎朝6時から新宿駅東口のごみ拾いを始め、人生が大きく変わるという物語。

・ 動けば変わる
・ 実際に行動すること
・ 「できない」という前にやってみろ！
・ 何でも良いからやってみる、やってみろ！
・ 外に頼っているうちは、何も変わらない
・ 日々起きる出来事に感謝し、その一つ一つに自分のベストを尽くす
・ 「誰にでもできること」で人生は変わる！

自分と同じ世代で素直に生きる荒川さんに、強い刺激を受けた！人と話したり、本を読んだりすること＋積極的に！激しく！どんどん！動いてこう！

横書きで、さくさく読めますよ〜!!