一緒に体験した感じになりました
★★★★★
失って初めて気付く、今そこにある幸せ
実際に失った人じゃないと気付けない深い絶望と
支えてくれる人への感謝の気持ち、
普通に何気なく暮らしいている私にも大野さんの
波乱万丈の人生を仮にでも体験することができて、
一緒に苦しみ、今そこにある幸せの存在を感じる
ことができました。
見栄や執着をすてて、裸の心で全力でものごとに
ぶつかっていく姿勢が
「よしっ、かかってこい!」
のタイトルに気迫として現れていると思います。
人間の使命
★★★★☆
大野さんの人生模様を読み取れて、この人に逢ってみたいという静かな感動を覚えた。
決して暗くなく、押し付けでもなく、著者の気持ちが伝わってくる本でした。
「自分が語ることで人に幸せであることに気づいてもらう」という使命が彼にはあった。
幸せの条件とは?という記載があった。
健康なこと、仕事があること、使えるお金があること、安らぐ家庭があること・・・。
どれもあたるが、では持病があると幸せではないのか?と。著者は問う。
『しあわせは、こころで感じるもの』なのだと言う。
様々なことをこの本で感じた。
手を失った著者だから気づいた大切なことが伝わってきた。
人には使命があるんだなぁと知った。
心を健康にして幸せな今を感じて生きていきたいものです。
この本との出合いに感謝します。
日常の中のしあわせを感じるこころ
★★★★★
この行き過ぎた民主主義の世界(与えられた市場を奪い合う競争の世界)で生きる
には、やっぱりお金が一番という価値観に染まりがちですし、会社勤めであれば
出世が至上命題になりがちですが、
去年、癌で父を亡くしたり、色々な辛いことを経験すると、もちろん企業人として
一生自己研鑽する(がんばって生きる)必要がありますが、本書を読んでみて、
日常の中に潜んでいるしあわせを感じたり、家族、友人、知人に感謝する心を持て
る人になりたいと思いました。
著者は、人間とは、失ってみないと、ほんとうのありがたさがわからない生き物か
もしれません。と述べていますが、本書を読んで改めて、父が亡くなる前に、経済
的にはどの兄弟より豊かでなくても、心は大きな人だったんだと最後の最後に感じ
る・その存在に感謝することができてよかったと実感しました。
ぜひ、多くの人に読んでもらい、著者の生きた言葉や詩から、日常の中のしあわせ
や周りにいる人のありがたさを感じて頂けたらと思います。
かかってこいって。
★★★★★
わたくしも病名が難病にはいるものを持って生きてきました。
結婚もし子供男子二人も帝王切開という古くて便利な手術なんですが。
そのおかげでおります。
わたしもこころの芯はそうとう気が強いです。人はおっとりしていて優しい
とおっしゃってくださいます。ま、そーいう部分はかなりずれている
という意味ではおっとりしています。大野先生の詩をよみました。
こころのまんまの文章はともすると作りが入る最近の詩の作者とはちがって。
わたしのこころをつかまえました。
生きるのってすんごいですねーわたしはあらためて苦難の道をあるいていたとしても
かかってこい!!
そー、負けてはおしまいですよね。
元気がでますよ。生きているのがうれしくなりますよ。
そして人間に生まれてよかったとおもいますよ。
ぜひ、一読推薦いたします。