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ミルク・アンド・ハニー(紙ジャケット仕様)

価格: ¥2,600
カテゴリ: CD
ブランド: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
Amazon.co.jpで確認
JOHN LENNON Milk And Honey (2007 limited edition 16-track CD album manufactured in Japan for sale in the UK - Originally released in January 1984 Milk And Honey is notable as being Lennons first posthumous release of new music and features the Bonus Recordings Every Man Has A Woman Who Loves Him Im Moving On Im Stepping Out and a 1980 interview. Presented in mini LP-style gatefold card sleeve with replica mini-LP lyric inner sleeve and fold-out Japanese/English lyric sheet + obi strip)
ジョンの遺作 ★★★★★
ジョンのアルバムは1作ごとに全て作風が違いますが、全てその時のジョンの心の動きを反映しています。ミルク・アンドハニーはダブル・ファンタジーのセッションで製作された音源のため作風が同じです。75年以前によく見られた影のあるサウンドが消え、ストレートで快活な雰囲気の歌が多いです。
70年代後半ポールマッカートニーがウィングスを率いてロックシーンのトップを駆け巡る間、子育てをしながら隠遁状態のジョンでしたが、80年に何か吹っ切れたように音作りに目覚め、アルバム(ダブル・ファンタジー)を発表しました。「またロックシーンに返り咲くぞ!」と快活に宣言するような作風です。その後ワールドツアーも予定されていて、当時の多くのファンが、ポールと競いながら素晴しい曲を、これからもお互いに出してくれると期待したものです。その後は・・思い出すと、とても悔しいです。
このアルバムでは「グロウ・オールド・ウィズミー」の本当の完成版を心から聴いてみたいです。
未完成だが素朴な魅力が ★★★★☆
ジョンの死後、「Double Fantasy」に収められなかった曲、次作に用意していた曲をヨーコが編集して作成したアルバム。中には、編曲途中で未完成のものがあるが、その分当時のジョンの様子が窺えてファンには嬉しいアルバム。

その中では「Borrowed Time」は完成度が高く、内容も自分の本当の姿を見つけようとするジョンの気持ちが伝わって来て、痛々しい程の切なさがある。そして「Grow Old With Me」である。詩はある詩人(名前は失念しました)のものをベースにジョンが書き加えたもの。編曲は未完成で、この時点では、ピアノ、メトノローム、タンバリンだけの素朴な構成。詩は「これから2人、何が起こっても愛があるから大丈夫、共に歳取ろうぜ」という内容で、教会でWedding Songとして歌われることを想定して書いたらしい。恥かしながら、私は自分の結婚式の披露宴でこの曲を招待客の前で歌ったという経験がある...(若気の至りか)。

ジョンの代表作という訳ではないが、個人的な思い入れもあり、またジョンの素朴さを味わえるという意味で貴重なアルバム。
音楽は楽しいものだ! ★★★★★
 最近は、過去の作品の再販が多いですが、リミックス・リマスター・ボーナストラック付きが、ほとんどやと思います。原曲へのこだわり、ミュージシャンへのこだわりから、本人の意思が確認されてないから聴かない方が多いみたいで残念です。歴史的価値のある絵画や建造物の手直しはどうかと思いますが、音楽は音を楽しむものであって、より多くの音源が聴けるのは、単純に楽しいものです。再販の音が駄目と思えば、過去のを聴けばいいだけですし!いろんな発見や、細かな音の輪郭がわかるだけでも楽しいです。ジョンは大好きですので、今後も期待してます。
死後の作品とは思えないほど充実したアルバム ★★★★☆
1983年秋にポールの「パイプスオブピース」とほぼ同時期にリリースされている。当時中学3年だった僕の記憶では4の「ノーバディトールドミー」がベスト5あたりまで上昇したり、「グロウオールドウイズミー」がラジオDJや評論家から高い評価を受けていたことが思い出される。このアルバムの洋子さんの曲は前作よりもポップで聞きやすい曲が多く、(前作のキスキスキスは当時中2の僕には刺激が強すぎた。親に聞かれないようにヘッドホンでこっそり聞くような曲だった。)僕はけっこう好きだったけど、僕の周囲では「「洋子の曲はじゃまだ」とか「代わりにジョンの未発表曲を入れてほしかった」という反応が多く、洋子さんが可愛そうな気がした。「ステッピングアウト」や「ボロードタイム」は今でも大好きな曲、このアルバムを聞くと、もしジョンがあの時殺されていなかったらどうなっていたかしばしば考えてしまう。僕は85年夏のライブエイドでジョンとポールの共演が実現し、ライブエイド最大の目玉になったのではといつも思う。その後はデビッドボウイと同じような感じになり、現在のような神格化されたイメージとは違った人生が待っていたのかもしれない。84年のジュリアンレノンのデビューとビッグヒットには驚いた。
ジョンの作品として認めたくない、色んな意味で ★★★☆☆
 ジョンの遺作となってしまった「ダブル=ファンタジー」の姉妹編という触れ込みで、ジョンの死後に発売されたが、ジョンというアーティストの立場で考えたときに、まさか凶弾に倒れると予期していなかったとはいえ、少なくとも、まだ完成していないと判断していたのであろう。そうでなければ「ダブル=ファンタジー」を2枚組で発売してもよかったはずである。
 つまり、この作品は、未完成なものであり、その後、ヨーコが「完成」させたとしても、それはジョンの作品でなく、未亡人ヨーコの作品である。
 ジョンの作品ではない。

 さらに、このディスクは様々なリマスタリングが加えられている。僕は、アーティストが存命中にその指示の元でコンピュータによる「改造」は「オリジナル」の修正として理解できる。しかし、ジョンはもういないのである。
 このような「修正」(僕は「改悪」といいたい)を行なうのは、アーティストに対する冒涜であると考える。

 そういう意味でも、ジョンの遺志に基づく作品であるとは評価できない。

 これを評価するのであれば、まず、これはジョンも加わっているけれども未亡人ヨーコによる作品であってジョンの作品ではないという「前提」を建てた上で、ヨーコによる改編がされたものであるという理解をしなければいけないと思う。