この真実の番組の連勝は、4年目に入った。多くの長寿番組と同じように、「ザ・ホワイトハウス」は避けられない問題に直面している――役者のひとりが降板を申し出たのだ。しかしこの番組はロブ・ロウの退場を余裕を持って演出し、ダメージになりかねかった(少なくとも突然の)出来事を強みに変えた。今シーズンは、3人のスタッフが中核地域で孤立する(ほとんど笑いのために演じられている)ところから始まり、前シーズンの撮影よりずっと力強くドラマティックな緊迫場面で終わる。その間にはさまれる20の素晴らしいエピソードには、このシリーズのトレードマークとも言えるウィットと速い展開が見られ、すべてのキャストに素晴らしい瞬間を用意するという、神業のような配慮がある。選挙が近づき、ホワイトハウスはのるかそるかのディベートなど、最後の猛攻撃に備える。アフリカでは恐ろしい大量虐殺が起こり、バートレット政権の行く先を変化させ、密かな暗殺が、シーズンの終わりまで影響を残す。また、毎年おなじみとなったフラッシュバック・エピソードもある。今回はホワイトハウスでの初日だ(キャサリン・ジューステンがランディンハム夫人役で登場し、ほっとさせてくれる)。また、最初のエピソードは主にホワイトハウスの外が舞台で、C・J(アリソン・ジャネイ)が高校の同窓会でオハイオに帰り、アルツハイマーの兆候を見せ始めた父親(ドナルド・モファット)を訪ねる。
ロウが演じていたサム・シーボーンは時のはずみで新しい運命を歩き始め、やがてその気迫に彼自身が圧倒された人物に取って代わられる――頭は非常に切れるが悩みを抱える選挙マネージャー、ウィル・ベイリー(ジョシュ・マリーナ。クリエーター、アーロン・ソーキンの「スポーツナイト」でよく知られる)だ。彼は、物語の上でもシリーズにとっても、「ザ・ホワイトハウス」にぴったりの人物だ。この番組の成功の一端はその継続性にあり、高い才能のあるゲストスターの存在が、このドラマの長寿に多大な貢献をしている。メアリー・ルイーズ・パーカーやジョン・エイモス、マーリー・マトリン、ティム・マティソン、ティモシー・バスフィールド、リリー・トムリン、アンナ・ディーヴァー・スミス、ロン・シルヴァーなどだ(この顔ぶれだけでも立派な番組ができそうだ)。1回だけ登場するゲストスターは、フル活用される。1話だけ出演したクリスチャン・スレーター(ドナに好かれる海軍武官の役)は、3話を結ぶ弧の役割を果たす。マシュー・ペリーはエミー賞候補にもなったその演技力でシーズンの最後の弧で鍵となる役を演じる。このシーズン4は、クリエーターで脚本家でもあるソーキンと、プロデューサーでディレクターでもあるトーマス・シュロームが手がけた最後のシーズンとなった。そして4年連続のエミー賞最優秀ドラマ賞を受賞して終わった。このシリーズが快進撃を続けたことに驚き、怒りさえ覚えた人たちも多かった。おそらく4年前ほど時代に合ってはいなかったかもしれない。しかし、論より証拠――番組はシーズンの終わりまで高尚な雰囲気を失わなかった。(Doug Thomas, Amazon.com)
オバマさん頼みます(笑)
★★★★★
DVD-BOX発売以前、初期からのファンですが娯楽ドラマを政治的な要因で封印してしまったNHKには怒りを感じます。製作元が途中でストップするのは理解できますが配給を途中で止めてしまう神経が全く理解できません。最後まで責任もって放送、販売して頂きたいと強く願います。
いいドラマが台無し、ファンを無視した残忍な行為です。
Vまでは良かったがW以降は駄作と成り下がった
★★★☆☆
それでも星3っつには値する。それだけ元々のクオリティが高かったことの証左だ。W以降は製作総指揮が変わりまるで24のような下品なご都合主義アクションが取り入れられ、主席補佐官のタカ派論調もますます悪化するようになってしまった。アメリカのテレビドラマはたいていそうだがこの作品はVまでは神作品である。Wからいきなり買うのはオススメしない。あと早くXシーズン以降も放送しろNHK
朗報!続きはスカパーで
★★★★★
シーズン5、スカパーのスーパードラマTVで7月から放映始まりますよ!凄く嬉しい。感涙ものです。スカパー万歳(笑)NHK最近途中迄しか放映しないの多いですよね(怒)スカパーにかなり救われてます。吹き替え…同じかが心配だけど(汗)でもDVDにはなるだろうし良かった。ヤングスーパーマン然り、エイリアス然り…スカパーありがとう(*^_^*)
終わりの始まり
★★★★☆
シーズン4は、キャラの入れ替わりが激しいですねぇ。
エインズリーはどうしちゃったんだろう?結局彼女の存在をうまく使えなかったんでしょうか。彼女の掛け合い
の相手でもあるサムも退場してしまったし。また、サムの代わりにウィル・ベイリーが新たに加わわるも、選挙
が終わったんでブルーノも退場、さらには副大統領のホインズまで退場とは。淋しいですねぇ。
このシーズンの大まかなポイントは、
・クンドゥーでの民族紛争による大量虐殺
・クマーとの問題、シャリーフ暗殺の余波
・大統領選の勝利
・サムの立候補
・トビーが双子の父親に
・ゾーイの誘拐
・大統領の職権を下院議長にゆだねる
そして、その下院議長が皆の不安をあおるに十分なキャラであることを皆に知らしめて今回は終わります。
全体として、時節柄かテロと環境問題がかなり前面に占めるようになっていました。
正直な感想を言うと、ジェドがリッチーに勝ったところがこのドラマのピークだったと思いました。あとは緩慢に
終わりを迎えるのみ・・・
このドラマを去るということで言えば、トム・シュラムとアーロン・ソーキンの二人もこのシーズンをもって降板。
降板がきまったあとの彼らによる音声解説が極めて面白く貴重。あと最後に気になっているのが、サムの選
挙結果。本編見ただけだとちょっと不明だったのですが結局落選したんでしょうか?
とにかく言うことなし!
★★★★★
このシリーズほど「知的水準の高い大人のドラマ」はみたことがない。
これとER以外のすべてのドラマが安っぽいガキ向けドラマにみえてしまう。(特に邦ドラ)
世界中のすべての映画、ドラマ制作者にみてほしい歴史的な傑作ドラマ。
正直これ以上の知的なドラマが今後生まれてくるのかと不安になるくらいだ。
萌えアニメ、ロ○コンアニメファン以外のすべての人に見てほしい。