しなやかな強さ
★★★★★
仕事そして、パートナー(同僚)との向き合い方が柔軟で会社員である私にとっても
大変参考になりました。怒らず、カドが立たないようなしなやかな助言、細やかな気配りなど、
特に女性には、美しく働くことの気づきになると思います。
ガムシャラに頑張ることも素敵ですが、大人になるにつれ悦子さんのように優雅さや
心地よさを与えられる女性は、私の憧れです。
お薦め!
★★★★★
佐藤可士和氏の仕事を、クリエイターではない人がクリエイターを見る、という視点で見ることができたのが興味深かった。
また、ブランディングとは具体的に何をしていくのかということを、佐藤可士和氏そしてサムライという会社の事例を通して知ることができた。
自分の仕事だけではなく、自分自身のブランディングのためにも役立つ内容だった。
面白かった!
★★★★☆
佐藤可士和さんを目にする機会が増え、奥様である悦子さんも
雑誌などで目にする機会が多くなりました。
それはマネージャーである奥様によるものだったのですね・・・。
この本で拝見する限り、可士和さんは若干「芸術家」という印象。
経営とかマネージメント、可士和さんという芸術家が
居心地よくクリエイティブな作業をするための場所作りをしているのが
悦子さん、という印象を受けました。
確かにちょっとお高いですね。
ハードカバーでこのお値段でなくても、ソフトカバーにしていただいて、
もう少し安かったら・・・、とも思います。
でも、「中身がない」とは思いませんでした。
悦子さんの可士和さんに対する心配り、ユニクロなどのクライアントに対する姿勢、
時間がない可士和さんに対する配慮など、
同じ女性としてとても勉強になりました。
秘書やマネージャーの方などが読んだら、もっと学ぶところが多いのでは?と思います。
可士和さんのデザインのようにすっきりしていて、
頭脳明晰な悦子さんのよさが光っている本だと思います。
天才デザイナーをプロデュースされた方のお話。
★★★★☆
デザインがカッコよかったので写真集感覚で手に取ったら全然ちがって思いっきりのビジネス本でした(笑)。
この著者は佐藤さんの奥様なのですね、NHK大河の巧名が辻現代版とでもいいましょうか、内助の功という言葉を思い出しました。
彼女は表舞台でも活躍しながら裏で佐藤可士和という天才を操る このバランス感覚がすばらしいと思いました、なんといいますかまさに出来る女性という感じですね。
デザイナーなど裏舞台のはなしはなかなか拝見することができませんのでその点でも本書はよかった。
一貫してセンスを感じさせるつくりになっております。
「佐藤可士和」を象徴するような本
★★★☆☆
価格は高めの割りに、中身は決して充実しているとは言えません。
他のところでも読めるような事例紹介に、文章の分量も少なめ。
それでも手にとってしまうのは、タイトルが優れているからでしょう。
「佐藤可士和」のブランドイメージを最大限に活かしています。
普段はモノづくりしている男の「つくり方」って?
あれだけお洒落なモノづくりをしているだけに、
プライベートや素顔も洗練されているはずだから覗いてみたい。
そんな欲望をかき立てられます。
装丁もシンプルでありながら、どこか高級感が漂います。
まさに佐藤可士和的。