この作品はひとつのストーリーを描くのではなく、
リオン(ジューダス)と接した仲間たちからの印象が語られます。
進行役はリオンともっとも長い時をすごしたソーディアン・シャルティエ。
この巻ではプロローグのあと、
シャルティエは彼と出会ったころを、カイルはリーネ村に泊まったころの彼への印象を、ルーティはTODエンディングの1年後彼への思いを、ナナリーは彼と出会ってからリアラたちをつれてくるまでを。
4人がそれぞれ彼への印象・思いを話しています。
今後、だれがでてくるのか?非常に楽しみな作品です。
TODとTOD2のキャラが彼に対してどういう感じを持っているのかを語っているので短編集っぽいです。語っているといっても小さい話のなかで彼のことが実在、または心のなかに出てくるといった感じです。ある時の彼のことを各キャラがどういう思いを持っているかがわかります。上巻ではルーティが彼の存在でどういう感情を抱いているかというのが興味深いですよ。
前3巻構成でナムコ公認。続きが待ちどうしいです。
ただ、これはストーリーではないので注意してください。エミリオ・リオン・ジューダス自身が自分について語っている部分は今のところありませんが、彼のファンなら、興味を持つのではないでしょうか?