最初に、ポップアートというアートムーブメントの解説がある。ここでは少々ポップアートに関連した専門用語や人名が出てくるので、呼び知識がある人には、内容的に広がって行くのでとてもおもしろい。ポップアートに影響を与えたダダイズムについても書かれている。頻繁に言及され、これ誰?と思うアーティストについては、言及している作品のイメージもついているので考察の助けになる。
その後、数々のアーティストの作品一つ一つを丁寧に、軽く作者の半生にもふれ、解説している。写真も大きくて良い。アーティスト自身については、詳しいが作品自体をもっと詳しく考察したい、という方にオススメだ。
主なアーティストとしては、巨匠ウォーホル、ラウシェンバーグ、ウェセルマン、リキテンスタイン、ジャスパー・ジョーンズなどである。その他、数々のアーティストの作品にも触れている。