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我、知事に敗れたり―2009年9月堺市長選

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 論創社
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続編を期待 ★★★★☆
私は2009年11月に行われた前木原堺市長の「励ます会」に参加しました。その時の各政党を代表する国会議員の人たちの挨拶、そして橋下大阪府知事の「木原市長は自治体トップの理想モデル、自治体トップの神様だと僕は思っています」「木原市長が堺の市長である限りは、皆さんは日本一幸せな市民であると思っています」との挨拶、会場を埋めた熱気には驚くばかりのものでした。
橋下知事は、この挨拶から半年後には自分の部下の竹山氏を立候補させ、選挙期間中、殆んど毎日のように竹山氏の応援に駆けつけたのです。遠く兵庫県に住む私はその後、度々堺を訪れる事も出来ず、ニュースで木原市長の落選を知ったのですが、この本を読んで橋下知事の意図が良く分かりました。
しかし、この本では堺市政での前木原市長の実績については比較的簡単にしか書かれておらず、「大阪都構想」「伊丹空港廃港」など知事の政策の問題点についてもあまり触れられていないのが残念です。ページ数との関連もあるかと思いますが、是非とも続編を期待したいものです。
選挙戦の中身が分かる面白い本 ★★★★★
最近の橋下知事は毎日と言う程テレビに顔を出し、その歯切れの良い弁舌に多くの人達が惚れ惚れして聞いていると思う。その逆に余りの調子良さに反発を感じていた私の目に留まったのが この「我、知事に敗れたり」であった。
当時、木原氏の落選はその人柄や功績からも全く信じがたいものであった。この本では市長選挙戦の細かな動き等もかかれている。まさに現竹山市長でなく、橋下知事の人気とパフォーマンスに負けたと言わざるを得ない。
木原氏を「自治体トップの理想モデル、自治体トップの神様」と絶賛していた知事が 半年後に何故翻したのか。その橋下知事の狙いが良く分かった気がする。この本を読み、木原氏の無念さが伝わってくる。
非常に読みやすく、興味を惹くように書いたあるので一気に読んでしまった。これはためになる一冊であると思う。