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新装版 されどわれらが日々 (文春文庫)

価格: ¥583
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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う〜ん ★★☆☆☆
学生運動に興味があり、読んでみた。
ストーリーとしては面白くはない。

人間の生存戦略 ★★★★★
若いころに読んで「女なんかと付き合うもんじゃぁないな・・・」としみじみ思った本でした(笑)。男にせよ女にせよ、異性関係がなくなればどれほどすがすがしいかを今も思わずにはいられません。「みんなやってることだし」といってずるずると結婚して子どもまで作るか、その手前で踏みとどまって人生を考え直すか。本書はその意味で(漱石同様)いまも大きな意味を持ち続けています。
若さゆえの ★★★☆☆
 学生運動が盛んだった時代に興味があり、書籍を検索していたらこの本にたどり着きました。連合赤軍などがまだ出てこない、時代を映した作品。

 30代後半の私からすれば女性の話口調や手紙の分量の長さ、六全協などといった言葉に世代の隔絶を感じつつも、自分の大学時代の葛藤を否応なく思い出させてくれました。それと共産主義がこんなにも支持、というか注目されていた時代が存在したということにも素直に驚きます。
私小説として読むとおもしろいかも ★★★☆☆
六全協決定以後の大学生を描いた小説で、虚構小説として読むとキザでやりきれないが、私小説として読むと存外面白いかもしれない。東京女子大生として描かれているヒロインは、実は東大生である、という風に。
古びた題材を現代に置き換えれば、若者の普遍が残る名作? ★★★★☆
『されどわれらが日々』です。今でこそ読まれる機会も少ないでしょうが、発表後しばらくはベストセラーとなり、かなりの部数が売れたようです。
内容はといえば、登場する幾人もの若者が自分の生きざまにそれぞれ疑問を抱きつつ、答えを出して生きて行こうとする、青春?文学です。
ベストセラーになったのもある程度納得です。

時代背景が時代背景だけに、扱われている題材が学生運動、共産党、女性キャラの場合は結婚するしないが価値観の全て、といった部分が見られて、時代を感じます。
でも、若者が抱える悩みの部分、そしてもがきながらもひたむきに生きて行く姿、というのは時代を超越した普遍だと思いました。
「今」という時間は、いつの時代でも、その時代を生きる若者にとって常に「われらが日々」なのですから。

手紙や、過去の回想描写が多く、時系列があちこちに飛ぶのですが、飛んだ部分は始めと終わりがきちんと書かれているので、読者が戸惑うことはありません。いちいち始めと終わりを書いてあるのはうざったいように最初は感じたのですが、後半では便利だと思うようになりました。

巻末の解説に、「手紙をどうやって速達に出したのか?」の謎が書かれていますが、……それよりも登場人物たちが皆一様に長い長い手紙を書くのに驚きです。昔の人、それも平均よりは遥かに偏差値の高い人とはいえ、そちらの方が現実離れしているのでは?