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天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~ (読んどこ! books)

価格: ¥3,045
カテゴリ: 単行本
ブランド: 廣済堂出版
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すっごく面白い。けど… ★★★★☆
面白いです!
しょっぱなから都築さんの味のある文章に引き込まれます。
そして、インタビューする都築さんの、ヨイショの嵐にくらくらします。
(そんなお年に見えない! みたいな。写真を拝見する限り、実年齢相当にみえる皆さんです)

スナックとは、都築さんの目の付け所はいつも鋭いですね。

ですが、いかんせん、長すぎる…。
もうちょっと切ってもいいんじゃない?と思いました。
半分でもいいと思いました。
分厚すぎて、読みづらいってのもあります。
よーかんちゃん、最高ですね。
コンビニより多い、日本最多の飲み屋。 ★★★★★
おしゃれなカフェやステキなバー、斬新なレストランがない町は日本中にたくさんあるけれど、スナックのない町はない。
よく考えれば日本で最も多い社交場なのに、ちゃんとしたガイドも研究もない。
ごく一部の都会の人が、ごく一部のステキな場所でワインを飲んでいるあいだ、日本人の9割以上はスナックで水割りを飲んで、歌っているのだ。
「ヤンキー」であり「相田みつを」であり、「ワンルームマンション」でもある、日本中に偏在していて日本人が大好きなのに、メディアが決して取り上げることはないもの。
それらを宮本常一のように黙々と記録してきた著者のテーマがスナックに向かったのは、ごく自然なことなのだろう。
日本の「コミュニティ」について議論・研究するなら、スナックとそのママの役割を抜きには語れないはずだ。
スナックを黙殺するメディアやアカデミズムへの怒りに、それをやるのが自分しかいないという使命感をのせて、著者は今日もスナックで一曲こぶしをきかせているだろう。
それにしても、ママたちの愛らしい魅力は、本書を読んでもらうしかないのだが、あらゆるスナックにステキなママがいて、ママには歴史がある。
日本中に山ほどスナックがあるし、出している酒や料理が特別なものではないのに、通ってしまう理由はただ一つ、ママの魅力と笑顔なのだ。
著者の現代民俗学の最新の成果であり、日本で減りつつある愛すべきママたちへのレクイエムでもある。