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NETWORK -Easy Listening-

価格: ¥3,060
カテゴリ: CD
ブランド: コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
   デビュー20周年を記念する10曲入りのフル・アルバム。1980年代モード全開のシンセサイザー・サウンドと(あえて)チープに設定されたエレクトリック・ビートが“未来の郷愁感”とでもいうべき不思議な音像を生み出す1曲目「SCREEN OF LIFE-EXTENDED MIX-」からスタート。「LOVE TRAIN」「TAKE IT TO THE LUCKY」などのセルフ・カバーを混ぜながら、2004年型のTM NETWORKを力強くプレゼンテーションしている。“エレクトロポップ×歌謡曲”という手法のオリジネイターとしての存在感をしっかりと示した。(森 朋之)
確かにEasy Listeningかも知れない ★★★★★
トランスでEasy Listening!?と思ったが意外にイケる。
大体反復が多いトランスは心地よい半面飽きるのも早いのだが、
このアルバムはそうでもない。
また聴きたくなる。しかもうるさくなく心地よい。
そういう意味ではEasy Listeningなのだろう。

Easy Listeningというのには昔の楽曲があるからというのは否めないだろう。
昔の楽曲に頼っている、と。まー往年のファンなら一応納得して。

TIME TOのイントロも原曲のテンポの速い硬質なピアノからこうやって変わると
新たな発見がある。
同じようなコード進行なんだけど一回目はマイナー二回目はメジャーにしている?
そんな風に聞こえた。私だけ?ぱっと明るくなる箇所がある。

この手法はdeparturesの間奏でもやっていたっけ。
不遇期とされるが、作品のクオリティは異様に高い ★★★★★
 小室氏の最近の告白によると、この時期は私生活のゴタゴタでいいメロディが出ない不遇の時期だったようですが、その時期にリリースされたTMネットワークのアルバムです。過去の曲のリメイクが多いことから、やはりメロディが書けなかったんだなあ・・・というのは感じられますが、だからと言って駄作なのかと言うと、それは全く違います。楽曲のメロディの弱さを小室氏はアレンジで補おうとしたのか、異様に凝りまくったトランステクノアレンジがされており、もはや後半はJポップアルバムの範疇をはるかに超え、正真正銘のトランステクノアルバムとなっています。We love the earthのトランスMIXとかかなり今聴いてもカッコいいです。一般的にはヒットのない時期と思われていますが、本作といい同時期くらいに出したglobeのlevel4といい、サウンド自体のクオリティは凄まじいレベルに達しています。一度聴いただけで耳に残るようなキャッチーな昔のTMの曲のような魅力がないため、ファンの間でもこのアルバムだけは受け入れられないという意見も多いようですが、何度も聴けばその質の高さは堪能できるはずだ。
これがTMって感じ ★★★★★
TMがトランスを出したらこんな感じかな邦楽受け付けない人でもすんなり入ります
これを日本のダサいトランスと一緒にしちゃいけません
悲しいかな日本で売れていくものはちょっと違うんですね

特に、金曜日のライオンは完成度が高く、トランスと言い切れないほどのこだわりが詰まっています
四つ打ちの中に配分されたブレイクに痺れます

COME CLOSER これも小室さんが手掛けた今までの‘ちょっと日本のポップ風味入ったトランス’ とは訳が違う
とにかく媚びてない感じがして聞いてて気持ち良かったですね
ヘッドホンで聴く事をお勧めします。パンの振り方や見えない音も発見できる味のある一枚です
惜しい ★★★☆☆
トランスをテーマとしたアルバムである点は新しいものを見せていく彼ららしい。
新曲に関しては良質の曲が多い。ただし、既存曲のバージョン変更が多い。小室逮捕後明らかになった、曲がなかなかできなかったというのが今となっては垣間見ることができるのは皮肉だろうか。
久しぶりの新しいTMネットワーク。新しい名曲の中に新たな側面と力強さを覗かせる ★★★★★
TM作品から随分遠ざかっていたので、尚更小室氏の秀逸なメロディラインが身に染みてきましたね。儚さに琴線を震わせる美しさはやはり別格だと実感しました。詞の「僕」のピュアさが綺麗に広がってゆくようで、泣かせつつ爽やかです。そして今作は分厚いトランスサウンドがそんな叙情的なメロディをもっと強調、増幅するように私は感じました。

Vo.が入るまではイージーリスニングとしてシンセのフロウをメインに聴かせます。しかしいざ宇都宮氏の声が吹いてくると、一気に引力が彼の周りに集まってきて、曲が更なる高みへ上り詰めました。やはり彼の声はいいなと思います。小室メロディは彼の優しく強く、そしてピュアさを兼ね備えた声じゃないと。

一方3「PRESENCE」は唐突にVo.から。そして切ない詞。いい曲です。小室氏は自身の作詞についていつも謙遜しますが、彼の描き出す儚い行間はとても透明で広い宇宙観をみせ、非常に素敵なんですよね。ところがこの詞では今までの質感と違う人物像が描かれます。例えば“私たちはこの国の五感なのですか?”と主人公は述べるんですね。非常に驚きました。明らかに主人公の成熟を感じるからです。いつも彼の世界観には青い少年や青年像をみてきたし、それがピュアさの象徴のようでしたから。しかもこの詞では“独り言です”と丁寧語を使い、謙虚にそして大事なものを掴みかけている自信を内側に湛えます。それは小室氏の握った拳のような、新しい歌でした。他方7「君がいる朝」は小室みつ子作詞で“10年20年これから何があるだろう”と未来を見つめます。この成熟した両曲には何か同じベクトルを共有する、TMの新しい未来を想像させる意義深さを覚えました。

2や6など新しいサウンドで描き直してくれて嬉しいです。普遍的なメロに今のクールさを補強するとその旋律が鮮やかに輝き出すからです。2のシンセの金属的な音のうねりは癖になりました。尚8、9、10もノンボーカル。