シャーロックホームズが、また　ポアロが、観察眼優れていたことは　読者なら当然のことと思いますよね？
「読顔力」は　有名な探偵さんとは　いかないまでも、　普通の生活で　コミュニケーションスキルに磨きをかけたい、
周囲の人とよい関係を作りたいと　願っている人に対して、専門家の視点で　わかりやすく的確にしめしてくれる
よい本だと思います。　能面を使って、それを見た人の心理を　分析するという手法は、
とても新鮮で、興味深く感じました。困っている時、悩んでいる時、占いやカードなどではなく、
このような科学的な分析をうけてみるのも　いいのでは・・・と思いました。
巻末には、簡単なテストがあり、自分の現在の心理状態がわかり、おもしろ〜い。
もっと複雑なテストも　ぜひ受けてみたいものです。

私は人の顔をみて話をするのは苦手です。
しかし、この本を読んで、実際に人の顔を見て情報を蓄積することが、人間社会で生きていくには大事なことであると考えさせられました。今の時代、隣の人がが何を考えているかわからない時代ですから・・・
なかなか面白いテーマで、全体的には面白かったのですが、前半やや導入部が長すぎ退屈な部分もありました。後半部のテストや具体事例をもっと知りたかったです。（続編で？！）

　タイトルに惹かれて思わず購入しました。人と話す機会が今は少なくなった環境にありますが、もともと人を観察するのが好きで興味深々で読み進むことができました。言葉だけでなく、顔の表情やしぐさもコミュニケーションを円滑にしたり、その人を理解する上でやはり重要な情報なんだなとおもいました。良し悪しは別として、相手がどんな感情を抱いているのか、どんな考えでいるのか、その判断をする際とても参考になる本だと思います。

コミュニケーションをとる上で「表情」がとても大事だということが改めてよくわかりました。電話やメールだけではなく、人と直接会って話したくなってきました!

「読顔力」って何だ？はじめはそんな気持ちで読み始めました。
表情一つに多くの情報が隠されている！！
読んでいくうちに「なるほど」「これ実生活で活かせるかも」とどんどん引き込まれていきました。
まだ読んでいる途中なのですが反復して読みたくなる逸品です。