インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

読むことの力 (講談社選書メチエ)

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
多角的な『文字・文章・書物』へのアプローチ ★★★★★
興味を持ったきっかけは、ロバート・キャンベルさんをとあるクイズ番組でよく拝見していたからです。
教授ご自身の博識さにいつも驚かされていたので、どんな本をまとめられているのだろう……と。
 
その好奇心は結果的に大いに役に立ったなぁ、と思っています。
この書籍は、単に「読む」ことを喚起するわけではありません。
様々なジャンルに秀でていらっしゃる方々の、実体験に即したことばを読むうちに、
自分自身の“文字メディア”に対する認識が変わってくる、という感覚です。
 
古典の面白さ、翻訳というもののスタンスのありかた、書籍装丁という読書の扉を作る意味と責任など、
読み手側だけでなく、創り手書き手の側まで刺激してくれる奥深さです。
 
趣味の域はだいぶ踏み越えつつも文芸創作をたしなんでいる身なのですが、
この本から学ばせていただいたことは本当に多く、買ってよかったと心から思っています。
 
……東大、行ってみたくなりました。
東大って、こんな講義やってるの ★★★★★
 東大での講義をそのまま本にしたものなんだけど、
話し言葉で書いてあるので、講師が語りかけてきて
本当に授業を受けている気分になる。
(林 望さんの章を読んでいて、本当に声を出してしまったのは私だけではないはず。)

 こんな授業を学生時代に受けていたら、研究者になる道を選んだかも。

幕末に歌われた美人図をフランスから発掘する件には興奮&感動。
本を読む力というより、本を研究する面白さを教えてくれる。
刺激的な内容に挑発されて”春本”を、”詩”を、”写真集”を読んでみたくなる(写真集とは、このように読むものなのかー。)

 様々な分野の講師が出筆しているのも良い。どこから読んでもOK!どこを読んでも内容が濃い。この企画を考えたロバートキャンベルさんのセンスの良さに◎
 大学への入学を控えた人や、そういう人への贈り物に最適!