続巻が待ち遠しい!
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著者の古屋兎丸さんは漫画の新しい表現をどんどん開拓していっていると思います。その最先端がこのコミックで体感できます。他の漫画でここまでの技術は見たことがないです。ただただ眺めているだけでも感心してしまいます。
表現方法だけでなく、ストーリーも練りに練られていて飽きさせませんし、元になった太宰治の人間失格よりも面白い(こんな表現でいいのか?)と思います。
小説・人間失格のストーリーを知っていても話が気になってしまう・・・早く3巻が読みたい!こんな作品は久しぶりです。
ひたすら重たい
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丁寧な表紙画に惹かれました。
内容の方は正直に言って、読み返したくないくらい重たい。
『人間失格』の舞台を現代に移すだけで、これだけ暗さが増すのかと、溜息が出ます。
ただ、読んで憂鬱になる程ですから、見せ方は申し分ありません。
それに加えて、漫画のおかげで、難解な原文がだいぶ理解しやすくなっています。
どんどん堕ちてゆく主人公を見届けたいやら、目を逸らしたいやら。
失速しない面白さ
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心中後から話は続き原作に忠実に話は展開する。
章の合間に挿入される太宰の原文は、漫画の力もあって理解が進む。
三巻完結だと思うが葉蔵が崩壊に向かう様を
どう現代版に置き換え書いていくか気になる。
太宰の人間失格を読んでみたけどよくわからなかったっていう人は
漫画だからと侮らず読んでみて欲しい。 これを読んでからまた原作を読み直すのもアリだと思います。
待ってました!
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待ってました!速攻買いました!
前巻が相当に面白く、早く続きが見たくて購入!
期待通りの内容に大満足です。
古谷先生の表現は本当に凄いです。
漫画なのに芸術作品を見ている気分になりますというか、
芸術の域です。
兎に角表現のレベルが半端ない。
この作品は古谷先生の芸術的なセンスがフルに出ている気がして本当に好きなんです。
ダークな空気が更に古谷先生を覚醒させている気がします。
太宰治の世界をこうも自分流に表現してしまう。。。
普通の漫画はこうはいかない。
レベルが違う、質の高い表現を味わい方は是非!
あー!三巻まだかなー!!!