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気球クラブ、その後 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 東宝
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   2006年12月に公開された、園子温監督・脚本、深水元基主演の青春群像劇。共演には、本作が女優デビューとなった川村ゆきえ、長谷川朝晴(元ジョビジョバ)、永作博美ら個性派が顔をそろえ、荒井由美の名曲『翳りゆく部屋』をモチーフにした繊細な物語を情感豊かに演じている。本当に気球が好きな人、さみしさをまぎらわしたい人、恋愛や友情を求める人などが集うサークル“気球クラブ・うわの空”。そこで過ごした若者たちが、5年の時を経て再び邂逅(かいこう)し、止まっていた時間が流れだす。だれしもが立ち止まって振りかえることを禁じえない、若き日の忘れえぬひととき。観ていると、自らの青春時代になぞらえてやるせない気持ちになったり、淡く微笑みたくなるような気分になる。人のもつ運命の悲しさ、いとおしさを感じられる物語。(みき~る)
まず曲ありき? ★★★★☆
今何故か邦画の青春物がマイブームで片っ端から観ているのですが、本作に関しては皆さんのレビューを見ておいて良かった…ほんとに最後数十分に集約、と言うか美津子とみどりのシーンが全てでしたね。事前に知らなかったら挫折してました。

と言う位ですので中盤過ぎまでは辛かった…最近の青春群像劇は岩井俊二の流れからか10代をセンスよく淡く描くのが主流ですので、正直大学サークルの馬鹿騒ぎを回想するシーンや、いしだ一成カップルのきざなシーンなどは飛ばしたくなりました。

ただやはり永作さんが出てくる終盤は俄然締まります。私は皆さんが言うほど村上と美津子が他の男女と一線を画す深い愛情にあったとは思わないのですが(何かに夢中な男が彼女を顧みないのは解りますが、村上にそこまで美津子を思わせる魅力があったとは思えませんでした)最後の最後彼女が見せる涙には一気に持って行かれましたね。

最後に全編通して使われる荒井由美の「翳りゆく部屋」ですが、大学サークルそれも一時だけの浅い関係のメンバーが合唱する、というのも解せないですね。例えば「あの日に帰りたい」等有名な曲なら解るのですが…加えて畠山さんのカバーで歌われるエンドロール(上手いです!でもやっぱりオリジナルの崇高さには叶わないかな)に歌詞が出るのですが、余りに物語とリンクしていて、いい選曲と言うよりベタ過ぎる感が否めませんでした。この曲を使うのであれば最後の畠山さんだけで十分だったように思います。
ラスト ★★★★★
ラストがいいです。最初の30分はつらいかもしれないけど、やめたら損です!
エンディングのみ魅力的 ★★★☆☆
畠山美由紀が歌う「翳りゆく部屋」が素晴らしく、何度も劇場予告を繰り返し見ました。
そうして期待して見た映画は少々がっかりでした。フィルムで撮っていないせいか、画面がのっぺりしていて雰囲気があまりなく、編集もなんだかなあという印象です。俳優さんたちもそのせいか、ずいぶん棒読みのような肩に力が入っているようなどことなく不自然さが残る演技でした。全体的にどれもいまいちという印象が拭いきれませんでした。

この映画の最大の魅力はきっとエンディングの曲だけなのかなと個人的にはそう思いました。
見ました ★★★★☆
深水元基や川村ゆきえやジョビジョバの人や時効警察の女の人やよざさんらが出ていました(知ってるかぎり)はじめはフィルムではなくデジタルビデオで映画っぽくないなドラマか?と思いながら見ていました。正直安っぽさを覚えましたが園子温の作品だと自分に言い聞かせながら見ていました。はじめはなんか若者たち同士の携帯での内容の薄い会話などから始まり、少しエッチだったりして見ていた母親に『なにこれ!?』といぶかしがられました。弁解にも一苦労でした(笑)。永作さんとの部屋のやりとりはよかった。気球の中の飲み会も。永作さんが穴開けて入るのも面白かったです
ヘビにしてください ★★★★★
「気球クラブ」のリーダーだった村上の事故、そして訃報が当時の仲間達に伝わって行く。主人公・北二郎のケータイにも…。あれから5年、仲間達を繋いでいたのはクラブの思い出ではなく、ケータイのメモリだった…。『気球クラブ、その後』のタイトル通り、その後の登場人物達が、気球クラブ、村上とその恋人・美津子、そして自分自身を回想していく。村上の部屋の天井にはりついて降りてこない風船達、宴会で失恋したメンバーが歌う「翳りゆく部屋」、空高く行く熱気球、それを追う仲間達…。まるで私自身が気球クラブにいたかのように引き込まれてしまいました。「本当は気球なんかどうでもよかったんです…」…そんな独白が何故か胸に響きます。 群像劇としては登場人物全ての想いを描ききってはいませんが、村上と美津子の愛の行方を中心に置き、モラトリアムな若者達の青春への決別を描いてみせた秀作だと思います。