CBS局大当たりのCSIシリーズの舞台を、ニューヨークに移したら何が出来上がるか? ドブ鼠が目撃者となった事件、ピザ屋のオーブンで頭を潰された被害者、コモディティ・トレーダー殺人、そして当然ながらレッドソックスのファン。いかにも楽しそうに聞えるかもしれないが、『C.S.I. New York』は同番組のラスベガス版やマイアミ版より寒々しく凄みのあるバージョンだ。CSIチームは快活でニューヨーク的ではあるが、輪郭のはっきりしないキャラクター達、ステラ・ボナセラ刑事(メリーナ・カナカレデス)、ドン・フラック刑事(エディ・ケイヒル)、検死官シェルダン・ホークス(ヒル・ハーパー)、より年若のダニー・メッサー(カーマイン・ジョビナッツォ)とエイダン・バーン(ヴァネッサ・フェルリト、後に降板)で構成されている。リーダーのマック・テイラー刑事(ゲイリー・シニーズ)は、その過去(妻を9/11事件で亡くしている)が語られる数少ないキャラクターの一人である。しかし、個人の身の上を語らぬ方がうまくいくのが常であり、これに関しては殆ど触れられてはいない。シニーズはマイアミ版のデヴィッド・カルーソのように激しくはないが、オリジナル版のウィリアム・ピーターセンのようなウィンク目線のユーモアに欠けている。出演者は社員旅行などに行くかして、もう少し明るくなれないものかと思うが、それでもやはりトレードマークのクローズアップや恐ろしい犯罪や非常にクールな道具は依然として使われている。ニューヨークの土地は興味深い背景を生み出しているが、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーに一言。もう我々は充分堪能しているから、次は「CSI:オハマ」なんて言わないで。(Ellen A. Kim, Amazon.com)
舞台はNY
★★★★☆
CSIのスピンオフと言うことで、早速全巻視聴
レンタルなどは他のスピンオフと比べて遅いですが・・・
まだ、新しい作品なので仕方ないですね
とにかく、青を強調した映像が多いです。
特に、最初の方は暗すぎて、何してるのかさっぱりわかりませんが・・・
まぁ中盤以降、明るい舞台が多いですね。
あまり、メンバーのこととか描かれずに、犯人達の心境などが描かれ
ここらへんが、他のCSIと違うな・・・と感じます。
最初の頃は、CSIには負けるな・・・と思いましたが
中盤以降、メンバーの心境、感情、背景など描かれ始め
終盤は、メンバー達が強く描かれて、個人的に大好評でした。
早くシーズン2見たいですね。NYらしく、ビルの中の事件などが多いです
バネッサフェルリト
★★★★★
やはり何といってもデスプルーフに出てたバネッサフェルリトがお目当てです。色っぽくてかわいいです。ただし、シーズン2の初めのほうで、レイプ犯に対する証拠捏造でクビになってしまいますが。
すばらしい★
★★★★★
CSIのスピンオフ2作目であるだけに完成度とクオリティが高い。個人的にこのシリーズが一番好きです。一番見応えがあり、他のCSI作品に比べ各キャラの設定が最初からしっかりしていて第一シーズンにして多くを語っている気がします。ニューヨークの町並みだからこそできる事件や商業都市ならではの問題を題材にした所などが多々あり非常に見ていてわくわくするはずです。値段が割合高いですが、内容には十分満足できますね。
CSI(科学捜査班)シリーズ、NY編、第1弾。
★★★★★
NY編のイメージカラーは、やや紫を帯びた深い蒼。涼しげですが、本当は、赤より高温な、灼熱の炎の色です。一見3シリーズでももっとも淡々とした感じで捜査しつつも、その実、激情を心に秘めて矜持を持ったメンバーの気性をよくあらわしています。
(炎の色は、燃焼のエネルギーの大きさすなわち燃焼温度と関係しており、高温で燃えると青、温度が低くなるにつれて黄〜橙に炎の色が変わります。アルコールランプの黄色い炎よりガスバーナーの青い炎の方が、温度が高い)
妻を9・11テロで失った元海兵隊員であるチームリーダー・マック(ゲイリー・シニーズ)、特殊な環境で育ったこともあり独特な倫理観を持って逡巡しつつもマックの期待に応えようと努力するダニー(カーマイン・ジョヴィナッツォ)、家族に不遇な環境で育ったがそれをばねにしてバイタリティーあふれる行動派捜査で被害者を救おうとするステラ(メリーナ・カナカレデス)、復顔を得意とするセクシーな都会派キャリアウーマン・エイデン(ヴァネッサ・フェルリト)という、一応は公務員とは思えない独特なメンバーが活躍します。
このシリーズは、他のCSIシリーズと違い、科学捜査を主眼にしつつも、サイコな要素も持っています。メンバーは最先端の科学を駆使しつつも、その心中は科学捜査至上主義でなく、むしろ犯罪者の内面や動機に考えをめぐらせ、「なぜ彼(彼女)は罪を犯したのか」「どんな闇を秘めていたのか」「どんな環境が動機をつくってきて、これから彼(彼女)らはどんな道を歩むのか」を深く想い真実を探そうとする。時に直感や感覚と推理と矛盾する証拠が見つかった際には、捜査のスピードを犠牲にしても、伸張かつ誠実に被疑者の言葉を聞く誠実さと公平さがとても印象的。
作中で“科学が生み出すものは悲しみ”との台詞が出てきますが、科学を用いるものが、“心ある科学者”である限り、科学が生み出すものはそれだけでないはず。
世渡りだとか要領のよさだとか、その手の類のものとは無縁な場所にいて、真実を探そうとする中庸なメンバーがとても好き。”「事実」は一つしかないかもしれないが、「真実」は人の数だけ存在する”――私の信条であり理想ですが、それを再現しながら生きている彼らに、とても憧れます。
人の心は、夜の闇のように、底が見えない。世の中にはおよそ物事の表面しか必要としない人も沢山いるけれど、闇の先に何があるのか、真摯に探して見届けようとする人もいるのだということが、心に残ります。
待望のNY編
★★★★★
CSI:NYはCSI:科学捜査班(舞台はラスベガス)からスピンオフした作品ですが、CSIの舞台としてはNYに勝るところはないと思います。
また主演のゲイリー・シニーズのファンの私としては本当に待望のNY編です。
演技、CSIのセットとも他のCSIと比べて押さえ気味のように感じますが、それがNYという街にあっています。ただし、メンバーのキャラクターは他のCSIに負けずに個性的で、その点でも飽きさせません。