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骨餓身峠死人葛―野坂昭如ルネサンス〈6〉 (岩波現代文庫)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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是非、是非、野坂昭如怪奇小説集の刊行を望む!! ★★★★★
当のご本人は『骨蛾身峠死人葛』について「別に怪奇小説を書こうと思って書いたのではない」と、確か、おっしゃっていたような気がしますが、なんのなんの(笑)あの筒井康隆大先生も、ご自身が編纂された、今は絶版の怪奇小説アンソロジー「異形の白昼」に「収録したかったが諸般の事情で収録を断念した」と、おっしゃっていたほどの怪奇小説の大傑作であります。僕がこれを初めて読んだのは、今は亡き半村良大先生が編纂されたアンソロジー「幻想小説名作選」で読んだのですが「凄い!」と一読慄然とし、何度も読み返してしまいました。そしてそこから、僕の野坂大先生の怪奇小説収集が始まるのですが(笑)もちろん、野坂大先生は他にも色々なジャンルの面白い小説を書かれていますが、一度、どこかの出版社から野坂大先生の「怪奇小説集」を刊行してもらえないでしょうか。切なるお願いです(笑)
えぐい話デモ、完成度の高い作品 ★★★★☆
隣の家の少女のような、グロテスクで忘れられないような話を読みたいと思い
ネットの話題になっていたので
注文しました。

野坂作品は「蛍の墓」くらいしかほとんど読んだ事がありませんでした。

短編だけど心に残ります。日本の一昔前の山の中の村の出来事
風習が書かれています。

確かに、ちょっとグロテスクな部分もありますが
短い文章の中に、日本の村社会、社会風刺、家族、兄弟愛など読み取る事が
できて、完成度の高い作品であると思います。

解説に野坂の一番の名作のような事が書かれていましたが
そうなのかもしれません