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Signals

価格: ¥1,136
カテゴリ: CD
ブランド: Mercury
Amazon.co.jpで確認
   ラッシュは本作をリリースする以前からすでに、エレクトロニクスとシンセサイザーを取り入れはじめていた。そのため、シンセサイザーを多用したオープニング曲「Subdivisions」は前作のサウンドから大きくかけ離れてはいない。本作には他にも、およそ20年たった今もラジオで人気のシングル曲「New World Man」、それにグルーヴ感にあふれテクニックに裏打ちされた「The Analog Kid」と「Digital Man」――来たるべき情報技術革命を予見したコメントだったにちがいない――などが収められている。

   スタジオ・アルバムとしての前作『Moving Pictures』は、ほぼまちがいなく『2112』以降で一番有名で強力なアルバムだった。傑作アルバムに続くアルバムの制作は困難な作業だが、ラッシュは可能なかぎり最高の形でなしとげた。独自のサウンドを失うことなく、1980年代的なタッチを加えて最新の音に作り上げている。本作は、新たな挑戦が成功したことを教えてくれる。(Genevieve Williams, Amazon.com)

第3期ラッシュの始まり ★★★★★
カナダのラッシュ、1982年発表の通算11枚目のアルバムです。 当時は大ヒットしたムーヴィングピクチャーズのようなアルバムを期待していたのですが、本作品は私の想像を遥かに超えるアルバムでした。 シンセサイザーの大胆な導入と共にギタープレイの大幅な変更は衝撃でしたね。 ソリッドなサウンドから角が取れたような音になっても、アレックス・ライフソンのギターの基本は歪んだギターリフでした。 それがこのアルバムではジャラーンとコードをかき鳴らすようになり、しかも引っ込んだような印象さえあります。それはまるでポリスを連想させます。(ニューワールドマンなんて、スティングが歌えばポリスそのものです) これは当時流行っていたNWOBHMのブームの中で、自分達の音楽をヘヴィーメタルとして語られるのを避けるためという意味もあったのでしょう。 このアルバムはかつての名盤、2112やムーヴィングピクチャーズのようなハードなギターサウンドはありません。アルバムを通して聴いた印象も前記作品とはかなり異なるため、それらのアルバムのような作風を期待して聴くと肩透かしを喰らうでしょう。 しかしながら新たなる高みに到達したこの作品も、ラッシュの誇る名盤のうちの1枚であることは間違いのないことです。
REMASTERの勝利 ★★★★★
内容については皆さん書いているので言うまでもありません。最高です。私が気になっていたのはREMSTERの具合なんですが、大成功していると思います。ニール・パートのドラムがハッキリと迫ってくるようでカッコイイ!!!!!ゲディーのヴォーカルもいいです。バランスも良いし、以前、この作品を持っている人も買い換えをお薦めします!
過渡期的な作品 ★★★☆☆
Moving Pictures後新たな方向性を探り出した最初の作品。よくポリス、U2化したと評されますが、よく聴けばそんなことはなくやっぱりラッシュらしい音楽世界になっています。歌詞を反映してか、暗めの曲調の曲が多いですが彼らの世界の奥行きも深まっています。この作品から派手なテクニックを聴かせるよりも、アレンジやリズム面での妙が伺えるようになってきて聴くたびに練りこまれた演奏に驚かされるようになります。

 星が3つなのはまず音質が彼らにしては今一つだということと、作品がどこか迷っているような印象を与える(メンバーもこのアルバムはあまり気に入っていないとインタビューで言っていました)ということがその理由です。ラッシュをこれから聴く人に最初に薦めるアルバムではないですが、ラッシュをすでに気に入っていて、まだ聴いていなければ一聴をお薦めします。

★テクノロジーとテクニックの融合した名作!! ★★★★☆
全米で大ブレイクした前作「MOVING PICTURES」までの作風とはガラリと進化を遂げた第4期RUSHの名作。
まずは、1曲目の名曲「SUBDIVISIONS」の透明感溢れるドラマチックでキャッチーで美しいメロディーに、ノックアウトだ!
アレックスのギターサウンドは後ろに引っ込んだものの、ニールー・パートの変則ビートと超人的なドラムの手数は、凄さを増している。
このアルバムでは1番ハードな「ANALOG KID」、これまた美しく壮大でアレックスの変調ギターが炸裂する「CHEMISTRY」、ニールの変則リズムのオンパレード「DIGITAL MAN」。
とにかく1~4曲目までの流れが圧巻だ。
サウンドだけ聴けば「どこがハードロック?」と思うかも知れないが、ニールのドラムリズムとゲディのベースに合わせて手を動かしてもらいたい。彼等のテクニックの凄さに感嘆させられるだろう。
テクニック以前に、メロディがキャッチーなので、ハードロックやプログレに興味の無い初心者にもお勧めです!
星が5つで無いのは、後半2曲が普通な為です。
ラッシュの新たな展開 ★★★★★
前作Moving Picturesまでがラッシュのエッセンスを煮詰めていく(そしてそれを一旦極めた)過程だったとするならば、ここからラッシュは間口を広げるという新たな方向性に向かい始めた。サウンド的な変化は明らかで、これほどまでのシンセサイザーの大量導入は従来のラッシュファンを大いに戸惑わせた。ギターはポリス的なアプローチを見せるようになり、ハードさが薄れてエッジが丸くなった。ギターが後退した分シンセサイザーが前面が出、音は分厚くなり、アレンジはより多彩になった。もはや到底三人で演奏しているとは思えない。とはいえラッシュの卓越したメロディセンスと手数の多さぶっちぎりのリズムセクションは健在で、重厚なシンセサイザーの音が見事に生かされたSubdivisionsはラッシュの楽曲中最も端正な名曲である!。とにかく楽曲ごとにまったく異なるサウンドスケープを展開する三人の引き出しの多さ、アイデアの豊富さにはただもう唸るしかない。