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入門 ゲーム理論と情報の経済学

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本評論社
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情報の経済学の入門書として他に並ぶ本は無い ★★★★☆
情報の経済学の入門書としてはもっともエッセンスを掴みやすい良書。
誘因整合性、個人合理性というこの分野のポイントをすんなりと読者の脳裏に焼き付ける。著者の教育現場での経験が成せる技であろう。
前半のゲーム理論の解説も大変わかりやすい。わかりやすさに加えて、戦略的補完性・代替性など経済学的に興味深い話題が散りばめられている点も大変評価できる。
この本を教科書として指定された学生は大抵の場合ゲーム理論に興味を持つであろう。注意すべき点はゲーム理論の次のステップにはもう少し数学的厳密さが必要であるという事実を読者が自覚できないまま読了してしまうという点である。専門性が高くなった時への免疫力をつけるための工夫があれば星5つなのだが。

入門には微妙だが,門を通過したばかりの人は最高の書 ★★★★☆
 この本は入門書ではあるが,たぶん,最初の1冊には厳しいかもしれない。
 著者の性格にもよるのであろうが,少し文と文が飛び,流れが唐突な感じを受ける。また,必ずしも新しい概念の説明が丁寧になされているとは思えない。
 しかし,多少なりともゲーム理論をかじり,息詰まった人ならば,この本を読むことによって,ゲーム理論と情報の経済学がかなり体系的に整理され,今までのゲーム理論で疑問であった部分を大幅に解消してくれると思われる。
 他書では,情報の経済学をゲーム理論と混ぜて,ごっちゃに解説しており,はっきり言ってゲーム理論がどういうものかわかりにくくなる傾向があった。しかし,本書では,この辺りまでがゲーム理論,ここからは情報の経済学,とわかるので,学問の全体像も捉えられるのである。
 練習問題も,多少難しいものが入っているが,基本的にはテキストの理解を中心とした良問で,これをやることによって本書のマスターがよりよくできた。
 以上,多少の経験者が体系立てて,ゲーム理論の全体像を頭に入れるという意味で,非常に素晴らしい本であると思う。
入門書には最適 ★★★★☆
数学に弱い人、またはゲーム理論、情報の経済学に
興味はある人には最適だと思います。

理由として
①数式を多く使わないで説明している
②身近な例で説明(アルバイト契約など)

演習問題もありますが、ほとんど言葉による解説なので
実力を付けたい人には不向きかもしれません。
ただ最初の第一歩としてはいいと思います。
ここで関心を付けて、応用(参考文献にのっています)に
チャレンジすればいいのではないでしょうか。

ゲーム理論の実務への適用を考えるきっかけに ★★★★☆
大学の講義で言葉だけ知っていた「ゲーム理論」、目立つ装丁(笑)につられて衝動買いしたが、実務に充分に適用できそうな内容。専門家には物足りないのだろうが、競合社の動きに神経を使っている方々には、結構役に立つのでは?会議で、「この場合のナッシュ均衡は、、」と発言して参加者の目を白黒させるのも面白いかも。
実例と練習問題が理解を助ける ★★★★☆
~囚人のジレンマがなぜ「ジレンマ」と呼ばれるのか。
これが理解できた。
ゲーム理論についてはそれなりに気にしていたつもりなのに、以下に基本を知らずにすませていたか。恥ずかしくなった。
ナッシュ均衡の意味も見つけ方も理解できたし、ゲーム理論がどうして経済学や経営理論に影響を与えているのかもわかった。
本当に、基本から実例から学ぶことは~~重要だった。
きっとゲーム理論の基礎をしっかり学んだ人にとっては冗長な書き方なんだろうが、ゲーム理論を何となく理解しているような気がしていてでもどこかわかっていない自分に気づいているような状態にある人には最適だと思う。
表や図の書き方も身につけられる。
最初に、この本をどう使うと良いかまでしっかり書いてあるのも助かった。
情報の非~~対称についての解説は理解している部分が多かったが、ゲーム理論をしっかり把握して考えると、納得できる点がたくさんあった。
とても良い本だ。~