日本国内だけで英語を勉強した学習者にとっては盲点となりそうな
「日英発想の違い」や「アーギュメント力」を高める方法など、
単なる英会話本では触れられていない、ためになる情報が盛り
だくさんでした！

ただ、確かに植田先生の過去の著書を読んだことがある方には、
目新しさに欠けたり、また文中にでてくる「最短距離超効果的
英語学習法」について全く説明がなかったり、邪推すると
植田先生の英語学校に通わないと教えてくれないのかな？とか
ケチ臭い部分があったので、☆４つかな？

でも、全体的に中、上級者レベルにとっては良書だと思います。

基本的なことが記載されているが、、学校では教えてくれない情報がたくさんある。
一応、スピーキングに特化しているが、他の技能ともリンクしているので知っていて損はない。
やや癖はあるが、良識のある英語本の1つとしておすすめできる。

基本語に焦点を当てることや、簡単な文化論にも言及されている。
惜しいことに、実際の英語運用力を伸ばす具体的な演習が少ないことがネック（クイズのみ）
もし、厳選されたスクリプトとCDが付いていればもっと評価は上がっていたはずだが・・・。
あくまでも、英語学習法を知るためのノウハウ本として活用することが前提な書籍。

この本の問題点は、論理的に書かれていないことに尽きると思います。残念ながら全体を通して筆者の言っていることがちぐはぐで、この本のみを使って勉強をしても混乱が増すだけだと思われます。

良い点はあります。ポイントごとの筆者の指摘は、彼の経験に従ったと思われる、的を射ている助言が書かれているので、参考になる部分はあると思います。しかしそれらのポイントの指摘が全体を通してスピーキングの勉強という目的に収束しておらず、筆者が気にかかっていることをあれもこれもと羅列したに過ぎないのが難点です。

残念ながら、スピーキングの上達を目指して本書を購入するのは強くお勧めしません。筆者には本を通してスピーキングの「勉強」における何らかの信念・ビジョンを示してもらいたかったです。

キレイな表紙に惹かれてこの本を購入した。著者の植田・妻鳥両氏については、予備知識はゼロだったのですが、これは当たりでした。

音声編（リズム、イントネーション）から、ボキャブラリ（類似語の使い分け）、基本動詞の使い方、英語の発想トレーニング、前置詞、時制、助動詞、描写方法、論理展開、勉強法と、これだけ網羅されている英語スピーキングの本に初めて出会いました。

私はＴＯＥＩＣ８４０点なのですが、本書のレベルは結構高く、かなり学ぶべきところがあると感じました。本書は、英語はそこそこできすが、スピーキングには自身がないというような、中級者（ＴＯＥＩＣ７００～９００）向けなのではないかと思います。

やっぱり構成上たくさんの問題点がありそうです。説明の無い造語がいきなり出てきたりします。
前置詞のイメージ説明も、ジャンプ、が多く、理解に苦しみます。
その他、目新しいこともありません。